●[劇薬中毒 1]3月の芸術
「劇薬中毒」は芝居やライブイベントなどのレビューです。
就職活動の最中で遊ぶ暇など一時もない、というのはイヤだったので、結構普通に春休みを過ごしていたように思う。むしろ学校があった頃より暇があった。バイトは休んでいるし、学校もなければサークルに出かけることも少ない。就職活動はボチボチ。ということで3月の芸術生活を振り返る。
▽映画『好きだ、』(石川寛監督)@渋谷アミューズCQN
宮崎あおいと瑛太の17年後が永作博美と西島秀俊。宮崎~永作ラインは結構ありそうな感じなんだが、瑛太が高校生役ってのはやや無理がある。個人的に西島秀俊が大好きで彼の出演作はよく観るのだが、そういう特殊な嗜好でもなければ特にお勧めできる映画ではない。今度のNHKテレビ小説『純情きらり』にも宮崎&西島は出演しており、こちらに期待したい。うむ。
http://www.su-ki-da.jp/
▽「東京-ベルリン/ベルリン-東京展」@森美術館
いろいろ理由があって2回も行ってしまった。森美術館は展望台のついでに入ったが最後、圧倒的な広さ(長さ?)に大抵のカップルは疲れてしまうのだが、今回も感想は同じである。まあ、マリオみたいで楽しい気もするが。最後のあたりにあった、マイケル・ジャクソンのファンがアルバム『スリラー』の曲をひたすら歌い続けるアートがいちばん印象的であった。
http://www.mori.art.museum/html/jp/index.html
▽芝居『Windows5000』(ヨーロッパ企画)@新宿シアタートップス
昨年の『サマータイムマシン・ブルース』の映画化の影響で、チケットが取りにくくて苦労いたしました。とても笑えるんだが、ヨーロッパ節満開という感じで、ある種水戸黄門化していかないかと心配している。小ネタ満載のヨーロッパ企画の芝居は「どこで終わるか」にいつも苦労している気がするが、今回はまあまあ。とは言っても上記の「好きだ、」よりはずっとお勧めですよ。
http://www.europe-kikaku.com/
▽芝居『不肖ノ使徒タチ』(演劇企画ミルク寺)@中野 劇場MOMO
久々にミルク寺。前回見逃したし、最近休養気味だったので「あ、そういえば全員死ぬんだった!」ということを終盤まで忘れていた。改めて観ると、舞台美術の凝り方はなかなかのものだし、キャストも溌剌としていて、今までで一番よかったように思う。「難しいなぁ、ミルク寺は…」というイメージを覆す好作品。次回に更なる期待。
http://www.milkdera.net/
▽ダンス『LINK特別公演』(筑波大付属高ダンス部OG)@ムーブ町屋
友達が出演していて、毎年誘ってもらってるダンス公演。今年は学校から離れてホールでの開催。やっぱり「ハコ」というのは重要だと再確認した。照明などの舞台演出を効果的にするという点で、やはり劇場というのは圧倒的である。細かいことを言えば、階段と座席がやたら歩くと音が鳴って気になったのだが、それはまあいい。OGが集まって毎年続けているということも素晴らしいことだと思う。見習えキノシタ。
http://www.geocities.jp/tsukubadancelink/
