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2006年05月30日

●[はじめての… 6]三社祭

去る5月21日、東京5年目にして初めて浅草・三社祭を見てきた。

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三社祭というと、こち亀の中の出来事という印象しかなかったし、わざわざ見に行こうというほどのものでもなかった。が、去年秋に巣鴨で御輿を担いで以来ちょっと祭り熱が高まっており、今年は偶然ヒマだったので、文京区からチャリを飛ばして浅草へ。30分ぐらいで到着。すると誰かの歌にもあったように、浅草寺はとても賑やか。いや、賑やかという程度ではない。街中をどこかの町会の御輿が行き交い、「ソイヤッ!」という威勢のいいかけ声が飛ぶ。歩行者天国となった通りは観光客もいっぱい。もちろん、仲見世通りから浅草寺までの通りも歩けたものではない。

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ロック座の前では売れない演歌歌手のライブがあり、浅草WINSではいつものようにオークスの馬券が売られてはいたが、街全体はとにかく熱気。一之宮、二之宮、三之宮という3つの特別な御輿(上の写真はそうではない)は、装飾、担ぎ手、観客どれもワンランク上。暑くて熱い浅草の午後であった。

地域の自治会などの制度が形骸化するなかで、このような祭りは全国でも開催が難しくなっている傾向であるとは思う。江戸三大祭のひとつに数えられる三社祭さえ例外ではないだろう。しかし、夏のサンバカーニバルなど、全国から人を呼ぶような新たな試みもある。神社、寺といった信仰と直接結びつかない祝祭が主流となっても、やむを得ないところはあると思う。自分の生活をとってみても、学園祭やライヴなど、当然信仰ではない。ここまで国が豊かになれば年中ハレの日みたいなもんだし、サラリーマンなら毎週末がハレの日なのかもしれない。

2006年05月28日

●きのしたより0605-3

▼うちの大学の学園祭で慌ただしく動き回っております。疲れた。そして今日も雨の中お好み焼きをつくる。

▼毎年その祭りと重なっているためにダービーには行ったことがありません。来年ぐらいは行きたいかも。うん。

2006年05月25日

●[雑談6]秋葉原と私

月火と更新をサボったのには理由があって、我が愛するOwltech製キーボードが突然動かなくなったのである。USBポートが壊れたのかと思い、いろいろ差し替えてみても変化なし。マウスはUSBで認識されてるし、何なんだと苦悩。

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見よ、この「キモカワいい」キーボードを。「キモキモい」と一部から評されたこともあるが、まあそれはさておき。仕方ないので買ったときのレシートを携え、雷鳴轟く闇夜の街へ、一路ひととび秋葉原。

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ネオンが雨でにじむのは結構好きなんだが、Gパンがぐしょぐしょになるのはいただけない。某店のサポートセンターに行き、キーボードを取り出す。お兄さんがむきだしのマザーボードに我が愛するキモカワキーボードをつなげると、

動く!んだよこれが。思わず「えー、なんで動くん?」と言ってしまった。

OSの問題やらUSBのデバイスマネージャの問題やら、いろいろ話をきいてそのまま退散。仕方ないので、別店でUSBじゃなくてPS/2接続のジャンクキーボードを200円で購入。いまそれでバチバチ入力しております。もう…。

しかし思えば秋葉原に夜に来たのも久々だった。電気街というよりエロの街と評されがちなここではあるが、電気屋も健在である。私はエロ、ノンエロ?問わず2次元にはあまり興味がない人間だが、それでも秋葉原は楽しい。電子音や基盤、パーツなんかはあんまり自己主張が強くないので、池袋のジュンク堂に行って「ああ、こんなに本読めるわけないよな…」と絶望するような事態にはならない。

そんな私はAボーイじゃなくてAボーズや、という話をきのう昼間に学校で、偶然会った飲み友達S嬢と話していたのだが、結構ウケた。A-BOSEと書くとなんか新しいスピーカーみたいやん。

2006年05月24日

●[おしえて!仏教 2]教えて!先生

ツジナカヒロキから当然のようにコメントが来た。うーむ、考えるとどんどん深い方向に行ってしまうので、とりあえず彼の質問に答える。「葬式仏教ってのは日本に大乗仏教が伝わった後にできたもんなんやろうか?」

この質問は、私のゼミ教官でもある末木文美士(すえき・ふみひこ)先生に答えていただこう。末木先生は最近は特に日本思想史全般を研究されていて、著書も多数。特に葬式仏教となった日本仏教をどう捉えるか、ということについて発言している。ゼミでは平安期の仏教論書を講読しているが、ろくに漢文も読めないダメ学生である私を温かい目で見守ってくれているのである…。まあそれはさておき。

先生の最近の著書『仏教vs.倫理』(ちくま新書、2006)から引用してみる。
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 死者の法要に仏教が関与することは仏教伝来以来早い段階から見られるものであり、日本にいたるまでの各地の仏教にも等しく見られるものであるが、仏教の機能がそれを主とするようになったのは、日本のみの現象であり、それも江戸時代にまで下る。すでに室町時代の禅僧の語録には葬儀や法要での法語が多く含まれており、次第に葬式仏教化しつつある様子が知られるが、江戸時代になると、いわゆる寺檀(じだん)制度が確立する。(p.81)
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寺檀制度というのは、もともとはキリシタン排除のためにできた制度で、寺が人々(=檀家さん)の戸籍を管理するものだ。これによって人々が死んだ生まれた、というのも寺が把握するようになり、葬式に密接に携わるようになった、ということである。奈良時代からある東大寺のように、葬式をやらないお寺もわずかながらあるのだ。

大乗と小乗(=上座部/じょうざぶ)とが分離したことと、葬式仏教の誕生はイコールではないだろうとは思う。けれども、末木先生も指摘するように、死者の法要に関与すること自体は、はるか昔からあったらしい。それはどんな感じだったんだろう。

やっぱり仏教の考え方というのは、「ある地域に仏教が伝来したときに、そこにどのような思想があったか」ということに影響されて変化していくのだろうと私は思っている。日本人には輪廻という思想になじみがなかったから、阿弥陀仏で極楽浄土、というのが普及したんじゃないか。私は個人的には輪廻すると思っているけど、うーん。

そういえばこのブログ読者であるうちの学科のSさんから「死んだら恐山に行くんだよ」という話を聞いた。Sさんはこないだ恐山に行ってきて、その民間信仰などを聞いたそうだ。これも仏教と直接的に関係はないけど、こういうのが仏教と並行して現代まで存続している、それが日本という国なのである。うーん、またわからんようになってきたから、明日からの研究室旅行でいろんな人と話すことにしよう。
http://www.u-tokyo.ac.jp/stu03/guidance/H18_html/html/07/0103intetsu.html

2006年05月21日

●[ばくちのち 6]買っては、いけない。

買ってはいけないレースというものがある。というか、むしろ大半のレースは買ってはいけない。JRAに怒られそうだが。

例えば今日はG1、オークスであるが、買ってはいけない。大レースだからといって大金をつぎ込むというのは間違いである。確かに祭りという要素はあるから買いたくなるもんだが、別に馬券を買わなくても祭りは祭りである。勝負師たるもの勝負するレースは別に用意すべきだ。

今日買わない理由はさらにいくつかある。
1.予想不足(十分な検討をしていない)
2.応援している馬や騎手が出ている(川島騎手のブルーメンブラットに対する思い入れが強いことに気づいた。これは予想を乱す)
3.仕方ないが、2400mという距離が初めての馬が多すぎる。不確定要素が大きすぎ

特に2については従来の競馬予想ではあまり触れられていなかったように思う。応援している馬や騎手は買いたくなるのが人情というもので、実際よりも高評価を与えてしまうのだ。応援馬券を100円だけ買うにとどめるとか、あるいは意図的に評価を下げる、またはレース自体を見送る、などの選択肢を適切に選ぶ必要があると思う。

さて、浅草三社祭に行ってくるか。

2006年05月20日

●[めんどくさい 3]内定辞退

別に今に始まったことではないが、断るのがとにかく苦手なのだ。「いやーちょっと今日は…」(+苦笑い)で回避できればいいが、そうはいかない内定辞退。就職活動のクライマックスと言っても過言ではない、私としては。

いろいろ考えた結果ここに行くことにした。と、なると前回も書いたここを辞退しなければならない。レンタルしてきたトランスのCDを爆音でかけながら、グーグルで「内定 辞退」などと検索して文面のサンプルを見つける。編集。激しいトランスの中、クリック、送信!こう書くと簡単に見えるが、1時間近くかかっている。あーあ、もう戻れない。と思いつつLPで『贈る言葉』を聴いてしまった。我ながらええもん持っとる。

呼び出されてコーヒーかけられるとか、土下座して謝らせられるなどという噂も流れるが、火のないところに煙は立たぬ。おそらくそういう会社も本当にあるのだろう。私に今後待ち受ける事態は予測できないが、まあ仕方ない。

さて、2月あたまから続けていた就職活動にこれでピリオドを打つこととなった。内定先は変な会社ではあるが、一番変なのは私自身である。仏教SE?としてもう少し東京でがんばってみようと思います。書くことがいっぱいあるこの街は、決して嫌いではない。

2006年05月19日

●[劇薬中毒 5]ヨコハマメリー

▽映画『ヨコハマメリー』(中村高寛監督)@池袋東急
高校の同級生Kが東京に遊びに来たので、一緒に行った。普通の人なら誰かを誘って一緒に行くような映画ではないが、私は普通ではないので仕方ない。

この映画の存在は、ライター松沢呉一さんのメールマガジン「マッツ・ザ・ワールド」で知った。年1万円にそぐわぬものすごい配信量のメルマガで、私は半分ぐらい読み流している不真面目な読者なのだが、そこでこの映画の紹介が流れたのだ。昭和20年代、街に立ち続けた米兵専門の街娼、いわゆる「洋パン」。メリーさんはそのひとりである。

松沢さんは「試写は観るべきではなかった。つくづくそう思いました。誰もいない映画館で一人で観て泣き続けるべきでした」(第611号より引用)と絶賛しているのだが、ドキュメンタリー慣れしていない私にとっても、息つく暇を与えないすごい映画だった。

現在よく語られる「貧困のためにやむなく街頭に立った」という言説だけでは、到底ひとくくりにできないような「闘い」。顔を白く塗り、街に立ち続けたメリーさんの孤独。わずかながらいる、それを見守る人々。私が思いを馳せる昭和20年代は想像の域を出ないけれども、そこには「生きる」ということへの凄まじいまでの実感があったのではないか。

孤高、という言葉はメリーさんのためにあるのではないかと思った。ラストに登場するメリーさんの姿に、気高い美しさを感じたのは私だけではないだろう。(5/15)
http://www.yokohamamary.com/

池袋東急で26日まで。テアトル新宿で公開中。テアトル梅田でもあす5/20から。なお、テアトル新宿では5/26に松沢呉一さんと中村高寛監督のトークライブあり。

2006年05月18日

●きのしたより0605-2

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▼学校が何かと騒がしい。と思ったら、アナン国連事務総長が来てたらしい!事前申し込みしてなかったので安田講堂には入れず、中継映像を少し見ました。外務省やらのVIPな車がたくさん停まっており、マスコミも見かけた。やっぱうちの大学ってすごいんやな、と再確認。

▼ようやくブログ執筆に慣れてきました。来月あたりには頑張って宣伝作戦もやってみたい。目標は読者1000人!

▼書いてる記事を見てると自分の性向がわかるというのか、ほんと生活がギャンブルばっかりですね。飲み会の話でも連載しようかな。

▼最近、意外と散歩好きであることに気づきました。カントや西田幾多郎ばりに思索しながら歩きたいとこですが、ただ歩くだけじゃなくて独り言をつぶやいたり、鼻歌を歌ったり、傘を竹刀のように振り回したりしているので危険人物に見られているかも。友人Kは「きのさんはその顔だけで犯罪的だからねー」と言ってたしな。どないやねん。

2006年05月17日

●[ばくちのち 5]連れ打ちとは何か

連れ打ち、などという名称があるのかは知らないが、友人を連れてギャンブルをすることを仮にこう呼んでみたい。日曜日、寮の後輩に誘われて、府中にあるJRA東京競馬場に第1回ヴィクトリアマイルを観に行った。

競馬初心者が3人、経験者は私を含めて3人だったのだが、ただ馬券を買うだけでは面白くないので「いくら勝ったら打ち上げは××で」というのを細かく設定してみた。最高、全員で75000円勝てば叙々苑で高級焼き肉である。大体、こういう「目標を設定」したときは競馬は勝てない。利益を狙って知らず知らずのうちに予想が乱れる。案の定私も6000円近く負け、園田の勝ちはパーとなり、打ち上げも下から2番目ランクの「さくら水産」になった。まあやむなし。

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▲くらいけど、表彰式を間近に見ました。

しかしヴィクトリアマイル自体は良かった。本命ディアデラノビアという私の予想は外れた(3着)が、ダンスインザムードの北村宏司騎手は8年目にして初G1制覇。レース自体も、この時期に4歳以上牝馬だけのG1レースがあるというのはいいのではないだろうか。信じられないほど混んでいたわけでもなく、比較的楽しめた。夏川純が表彰式のプレゼンターだったり、競馬中継終わった若槻千夏がアンタッチャブルと賑やかにしていたりと、まあJRAらしいこと。お前ら、飯塚オートには蒼井そらが来とってんぞ

まあそんなアイドルの話はさておき「初心者を連れていかに勝つか」である。私はビギナーズラックの類は基本的に信用していないし、実際私と一緒に行った初心者は基本的に全員敗北している(例外はひとりぐらいじゃないか)。

予想のスタイルには色々あるだろうが、連れ打ちの特徴として「経験者としていい格好を見せようとする」(特に異性と来た場合に顕著になる)「いろいろ教えながら自分も予想するから、当然検討時間が減る」というのは共通だろう。後者は事前検討時間を長くするという対処法があるが、まあ基本は「初心者の目線で競馬する」ということに尽きるのではないか。つまり、
1.負けは覚悟する
2.掛け金を減らす
ということだ。何だ当たり前じゃないかと言うなかれ。当たり前のことを当たり前にできる奴が一番強いのだ。

競馬場の楽しみというのは、何よりも「臨場感」である。せっかく来たのだからパドックで間近に馬を見るべきだし、「どういうのが調子のいい馬か」という判断基準ぐらい教えたい。ジョッキーのウンチク話なんかがあってもよい。芝居を観たと思えば2000円ぐらい負けてもいいじゃないか。私は今年はそういう姿勢はとりませんけどね。

2006年05月16日

●[雑談5]大相撲と私

相撲が好きなのだ。大相撲をやっている時期は、夕方家にいればずっとNHK総合テレビを見ているのである。今日火曜日などは時間割の関係で16:40-18:00がヒマなのだが、この時間相撲を見られるカフェとかないのだろうか、本郷には。あ、居酒屋行けばいいのか。

そもそも祖母が相撲好きで、小学生の頃から一緒に見ていたのがはじまりだろう。兄貴が1つ上にいたので、よく家で相撲をとったりもした。ソファーの方向にしか投げてはいけないという特殊ルールがあって(机側に投げると血が流れる。いろんな意味で)、しかもマワシなどないから当然首投げぐらいしかうてない。あれはソファーの寿命を短くしたな…ごめんなさい。

きのう友達に「相撲が好きだ」という話をしていたのだが、「どこが面白いの?」と返されて窮してしまった。改めて考えると何なんだろう。当然「よく見ていたから親しみがある」というのが筆頭だろうが、「ほかの格闘技よりルールが簡単」「短時間で何試合も楽しめる」などというのもあるかもしれない。PRIDEやK-1はそんなに観ないしなあ。

さて、そんな私の今場所の注目は、奈良県出身の大真鶴(だいまなづる)が西十両筆頭で勝ち越せるかどうか、である。おそらく勝ち越せば力櫻(りきおう)以来の奈良県出身幕内力士の誕生だろう。思えば力櫻も将来を期待されていたのに、1997年突然の失踪&廃業。どうしているのかと思いきや、ちゃんとプロレス界で活躍し、この前は曙とタッグを組んでいたらしいではないか。人生何とかなるもんやな。


さて、今日も「大相撲・幕内の全取組」を観てから寝るとしよう。

2006年05月15日

●[おしえて!仏教 1]はじまりは一本の電話

「交わりをしたならば愛情が生ずる。愛情にしたがってこの苦しみが起る。愛情から禍いの生ずることを観察して、犀の角のようにただ独り歩め」(岩波文庫『ブッダのことば』中村元 訳)
そうブッダは言ったらしい。愛欲を断ち切ってただ独り歩む、それが「苦」から離れる唯一の方法だというのは理解できるが、そんなことが可能なのか? 私の愛はどこへゆくのか? 最近よく考えるのはそういうことである。冗談抜きで。

そんな中、盟友ツジナカヒロキから電話が来た。このブログの読者であり、私の十年来の友人である。「おばあちゃんが亡くなって、いろいろ仏教のことに興味を持つようになった」とのこと。私に次々と仏教について訊いてくる。そんな急に言われても、とアセる。苦し紛れに「いきなり言われても答えにくいし、じゃあブログの連載にでもせんか?」と言うと、あっさりオッケー。ということでこの企画では、悩める仏教青年キノシタが、拙いながらも仏教の大問題と格闘し、答えらしきものを書き連ねていくのである…。

第1回の質問は「死んだらどうなるの?」である。そんな、いきなり根元的な命題が!と言うも、ツジナカが知りたいのは「何日後に霊魂はどの辺りにいるのか?」という、ある種の霊魂旅行日程らしい。まあ、そこだけならば比較的簡単にわかる。

基本的に仏教では、死ぬと「次に生まれ変わる(=輪廻)」なわけだが、死んだ瞬間に次の生が始まるわけではない。微妙な状況をさまよっているインターバルが多少あるわけで、それを「中有」(ちゅうう)と言う(中陰、チュウインとも言う)。その期間にも諸説あるのだが、一番有力なのが49日である。現在7日ごとに法要を営み、四十九日を満中陰とするのはそのため。仏教では何かと7の倍数にこだわるようで、まあこれは1週間が7日であることも関係あるだろう。

と、ここまで書いて自分でもよくわからなくなってきた。これじゃあツジナカは納得せんな。
輪廻、と言うが、じゃあ四十九日過ぎたらどこへ行くのか? 極楽浄土に行くのか? あるいは、お彼岸とは何なのか? そもそも「中有」なんていう考え方を発明したのは誰なのか? ブッダではなさそうな気がするぞ…。確か奴は「死後のことは考えるな」と言ったんじゃなかったか。わからん、わからん。苦悩のまま次回へ続く。

2006年05月14日

●[はじめての… 5]淡路島

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鳴門から乗車して、淡路島・洲本市の高速バスターミナルで下車したはいいが、

「何もない!」

のである。予約していたホテル(旅館?)がポツンとひとつ。どこが「プリンスホテル」やねん!というのはさておいて、メシを食うところすら怪しい。歩くこと10分、コンビニが見えてきた。そして大きなジャスコ。ビバ、郊外型ショッピングセンター。ヤンキーとヤンママとヤンパパが利用客の大半である印象だったが、とにかくメシを食う。東京の友人Aから電話が来る。「いまから飲みに来いよー」さすがに無理やっちゅうねん!

淡路島の夜は更けた。

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朝になるとわかるのだが、ものすごく海際にいたのである。部屋の窓から紀伊水道が一望できる。なかなかの晴天である。

車で移動するのが一番便利な淡路島だが、レンタカーを借りるほど滞在するわけでもないので、路線バスに乗り込む。値段が張るのは致し方ない。本日の目標は2つ。
1.淡路観音
2.野島断層(震災記念公園)
この2つがまた微妙に離れている。とりあえず近いほうの観音を目指すことにした。

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最寄りのバス停で下車して歩く。見えてくる淡路観音。日本各地にいくつかある、歴史的仏教とは縁遠い巨仏のひとつである。何故か自由の女神らしき像や五重塔なども見える。そして入り口に到着。なんと東大赤門ではないか。しかも「本日定休日」? どういうことやねん。

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近づいてみると、この貼り紙である。閉館…。寺が閉館するというのはどういうことなのか。まあ、個人所有の観光地の限界とでも言えばいいのか。横から潜入しようかとも思ったが、観音入口付近が完全封鎖されていたので断念。取り壊すわけにもいかないだろうし、今後どうなるかと思案しつつ後にした。

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散歩ののち、バスを乗り継いで震災記念公園へ。野島断層が生々しい状態で展示されている。これがあの阪神淡路大震災の傷痕である。展示されている当時の新聞を読むと、鳥肌が立つ。こんな事件が私の存命中にもう一度起こるかと思うと恐ろしい。震度7を体験できる装置などもあり、「記憶」の生成に重要な役割を果たしている場所のように思えた。
http://www.nojima-danso.co.jp/

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最後は、路線廃止が決まった岩屋-明石間の高速艇に乗り込む。十数分で本州・明石市に到着。このあと神戸のWINSでディープインパクトを見たりするのだが、とにかく私の小旅行は一段落となった。

2006年05月12日

●[はじめての… 4]徳島?徳島! 後編

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朝の徳島駅前は土曜日ということもあって閑散としていた。いや、いつもこんなもんなのか? いろいろ思案しつつJR四国のディーゼル車に乗り込む。電車ではない。以下観光したスポットを列挙しつつ。

▽霊山寺(四国八十八ヶ所霊場第一番)
言わずと知れたお遍路さんの1つ目、りょうぜんじと読む。今日からGWというだけあって、お年寄り中心に遍路客で大にぎわいでした。グッズ販売が目立つのが興ざめかもしれぬが、このご時世仕方ない面もあろう。マネキンのお遍路さんが笑えた。
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▽映画『バルトの楽園』ロケ地
霊山寺から徒歩ですぐだったので行ってみた。映画については下記サイトを参照してほしいが、面白そうではある。相当な金をかけているようで、ガイドさんの話を聞きながらロケ村をまわっていたのだが、美術さんが相当頑張ってつくった風呂場でのシーンはすべてカットになったとか…。やっぱり映画ってやることが違うな。
http://www.bart-movie.jp/
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▽鳴門競艇場
霊山寺最寄り駅の板東から鳴門までは20分かからない。そして駅を降りて10分も歩けば小鳴門峡である。バスターミナルのそばに競艇場があるとなれば、待ち時間に行くしかないやん! ビール片手に適当に舟券買って遊ぶ。とてもさびれた競艇場ではあるが、フライ屋のおばちゃんは愛想よかった。
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▽鳴門公園「渦の道」
鳴門海峡大橋の下を400mぐらい歩けるのである。横から風が思いっきり入ってくる上に、ときどき床がガラス張りになっており(東京タワーの展望台みたいな感じです)、怖いことこの上ない。カップルの距離を近づけるには最適なのだろうが。渦潮は時間が合わず見られなかったが、このあとの淡路島行きバスから存分に眺めることができた。
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と、午前中は雨だったものの鳴門公園では天気も回復し、いい一日だった。夕方歩き疲れたあたりで淡路島行きバスに乗り込む。さらなる事件が待っていようとは、このときは予想だにしなかった…。

2006年05月11日

●[はじめての… 4]徳島?徳島! 前編

GWに徳島に行ってきたのですよ。内定をいただいた某企業の本社見学、というのが一応の建て前ですが、金曜昼に飛行機で東京を発ち、19時前には用事は終わっていたので、あとは旅行するのみ。よし、豪遊するぞ!!

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駅前は結構?都会である(少なくとも奈良よりは)。写真は百貨店のそごう。

夜景マニアの私としては、本当は眉山(びざん)のロープウェイをのぼって夜景を眺めたかったんですが、この4月から夜の運転期間が短くなって運行なし。仕方ないのでふもとの「阿波踊り会館」に入る。なりゆきでチケットを買い、阿波踊りの公演を観ました。

最初に踊りがあったあと、おじさんの解説。そして会場のみなさんも一緒に、という感じで実演。温泉上がりの酔っぱらい老人なんかははしゃいでいるが、見知らぬ地にひとりの私はこういうときに腰が引ける。あかんな、我ながら。

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最後また踊りがあって、トータル1時間ぐらいで終了。よし、今度こそ豪遊するぞ!!という気にもなれず、独りで徳島ラーメン喰ってホテル戻ってテレビ見てました…。だってテレビ局が関西と同じやねんもん! 探偵!ナイトスクープで爆笑した夜。某企業でたんともらった徳島の案内パンフを見ながら、明日の予定を練る私でした。

2006年05月10日

●[ばくちのち 4]羽田盃@大井競馬場

まだ詳しいことは言えないが、最近恐るべき競馬理論を思いついた。従来の競馬予想概念を覆す、とまで言うと大げさやけど、競馬と仏教思想の融合みたいなもんです。どないやねん。

現在の収支を競馬のみ記してみると、
4/15 中山GJ@ウインズ渋谷 -5200
4/26 浦和競馬場 -1440(-6640)
5/1 園田競馬場 +6000(-640)
ということになっている。浦和と園田の話は詳しく書こうかと思っていたのだが、もう旬を過ぎたので割愛。園田では3レース連続的中という自身でも記憶にない当たり方で稼いでしまいました。

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さて、今日は都内の大井競馬場にて今年初ナイター競馬観戦。知らない人のために簡単に説明しておくと、世間にはJRAの競馬場とそうでない「地方競馬場」というのがあって、大井は後者に属します。南関東では大井、川崎、船橋、浦和と4つ。日本の各地方でどんどん廃止になってるのもこの「地方競馬」です。JRAは殿様商売でも絶対につぶれない。

普通の競馬が10-16時とすれば、ナイターは15-21時。今日は雑用済ませて17時前に到着。私がどんな買い方をしているかを参考までに示しておきます。
16:45 到着
16:50 4R 見送り(当初から買う予定なし)→軽くメシ
17:20 5R 見送り→6Rの事前検討
17:50 6R 500円投入、ハズレ(1000円使うつもりだったが自信度低く減額)
18:25 7R 見送り(買う気なくはなかったがやめる)→軽くメシ→8Rの事前検討
19:00 8R 500円投入、ハズレ(6Rと同様)
19:35 9R 見送り→10Rの事前検討
ということでメインレースは第10レースのG1、羽田盃。南関東の3歳クラシックレース3冠の第1弾。事前検討で8頭ぐらいに絞り、さらにパドックで6頭ぐらいにし、本命を決めて買うのが木下の基本スタイル。今日は全体で3000円の予定だったので2000円使っていいかと思っていたが、昼間ちょっと運動してて疲労してるなーと思ってたんで、またもや減額して1500円。本命◎グッドストーン、対抗○アタゴハヤブサとしてみたら、1番人気と2番人気だった。うーむ…と思いつつ結果はグッドストーンは2着、勝ったのは逃げた5番人気サンキューウィン。いちおう100円だけ馬連で押さえてたが元を取るまでいかず。
20:15 10R 1500円投入、1390円回収(今日-1110,今年-1750)
という結果になった。なんか初心者向けか玄人向けかわからない中途半端な文章になってしまったな。私が言いたいのは、予想も大事だが金銭マネジメントも大事だということです。この分野はまだまだ検討の余地がある。

2006年05月09日

●[劇薬中毒 4]衝突の衝撃

とにかく昨日観た芝居で「生きててよかった!」と思ったので、興奮さめやらぬまま、たまっていたレビューも書いてしまう。

▽映画『立喰師列伝』(押井守監督)@渋谷シネクイント
『寝ずの番』を観に行ったときに予告編が面白そうだったので、その翌日に突撃!したのだが、うーん……。これはちょっといただけない。世界初のスーパーライヴアニメーションというのもなんか違和感あるし、押井作品にたびたび登場してきた「立喰師」を使ってもうひとつの昭和史を語る、という作品の構成自体が苦しいのではないか。ストーリーがつながっていなくて、見ていてしんどかった。ごめんなさい。(4/24)
http://www.tachiguishi.com/top.html

▽Aya Takano, Solo Show 「都会犬」@渋谷PARCOミュージアム
立喰師列伝の上映まで時間があったので、下の階でやっていたタカノ綾の個展を見ていた。タカノ綾、と言われても誰やねん?ってなるかもしれんけど、絵を見たら半分ぐらいの人は知ってるんじゃないか。好き嫌いは分かれるだろうが、「女」という性をもたない「少女」の残忍さのようなものを、かわいいイラストで表現するというのは僕は結構好き。会場のレイアウトも凝っていて満足。映画だけだと不完全燃焼に終わるところであった。(4/24)
http://www.kaikaikiki.co.jp/exhibition/ee_list/aya_takano_solo_show/

▽芝居『スーパーヒーローイズム』(衝突安全ボディー)@池袋シアターグリーンエリア171
信じられないぐらい良かった、と書くと失礼かもしれないけど、これは今年の最終的なマイベスト3に確実に残る作品。衝突安全ボディーの芝居はとにかく歌と踊りのミュージカルベースな現代劇なのだが、今回はスーパーマーケットを舞台にやれロックやれヒップホップと何でもありの歌合戦(なんであんなにみんなして歌がうまいの??)。劇中のちょっとした笑いが今まで以上に会場のウケを誘っていたし、ストーリー最後の定型からの逸脱が絶妙。ラブライブ・下崎紘史さんや劇団コーヒー牛乳・石黒圭一郎さんをはじめとする客演の方々のキャスティングもぴったりで、久々に「もう1回見たい!!」と思わせる芝居でありました。(5/8)
http://shoutotsu.com/

2006年05月07日

●[ばくちのち 3]旅打ちとは何か

下記の旅のあいだ、29日は鳴門競艇場、1日は園田競馬場に行ってきた。旅行中のギャンブル、いわゆる「旅打ち」である。旅打ちというと孤独かつ流浪感が漂うが、実際はそんなにいいもんではない。まあ今回の場合負けても良いという部分もあるから楽だが、本当に旅をしながら金を稼ぐためにギャンブル場にいるのであれば、それはものすごいことだ。

自分の知らない場所でギャンブルをすることの不利な点は枚挙にいとまがない。特に公営ギャンブルにおいては「知識の集積」が大事であるから、同じ場所で開催される競技を何度も見ているほうが、予想が洗練されてくることは間違いない(ここは重要だが、予想が洗練されても儲かるわけではない)。それでも旅打ちをするのは何故か。

公営ギャンブル全般に対する飽くなき興味、全場制覇への欲望、旅行の息抜きなどいろいろな理由が考えられるけれども、私が旅打ちをする一番の理由は「不利な状況で戦いを挑むことで、将来的な大勝負のときに力を発揮できる可能性が高くなるから」である。科学もへったくれもないが、私は、ギャンブルは推理というよりも、自分の精神との戦いという面が大きいという立場をとっている。このことについては後日詳述。とりあえず旅打ちで勝った上に、4日の麻雀でも勝利したので結果オーライ。

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2006年05月06日

●きのしたより0605-1

▼更新できなくてすみませんでした。28日より旅に出ていました。
28日 東京→徳島(飛行機)
29日 徳島~淡路島
30日 淡路島~神戸~大阪
1日 大阪近郊~奈良実家
2日 実家
3日 実家~大阪→東京(バス)
4日 東京
5日 奥多摩でキャンプ
6日 帰還
という感じです。

▼いろいろな制約のなか移動し、さまざまな人の話を聞いて考えること多々ありますが、まあそれはここで少しずつ書いていきます。大自然万歳。