●[はじめての… 6]三社祭
去る5月21日、東京5年目にして初めて浅草・三社祭を見てきた。
三社祭というと、こち亀の中の出来事という印象しかなかったし、わざわざ見に行こうというほどのものでもなかった。が、去年秋に巣鴨で御輿を担いで以来ちょっと祭り熱が高まっており、今年は偶然ヒマだったので、文京区からチャリを飛ばして浅草へ。30分ぐらいで到着。すると誰かの歌にもあったように、浅草寺はとても賑やか。いや、賑やかという程度ではない。街中をどこかの町会の御輿が行き交い、「ソイヤッ!」という威勢のいいかけ声が飛ぶ。歩行者天国となった通りは観光客もいっぱい。もちろん、仲見世通りから浅草寺までの通りも歩けたものではない。
ロック座の前では売れない演歌歌手のライブがあり、浅草WINSではいつものようにオークスの馬券が売られてはいたが、街全体はとにかく熱気。一之宮、二之宮、三之宮という3つの特別な御輿(上の写真はそうではない)は、装飾、担ぎ手、観客どれもワンランク上。暑くて熱い浅草の午後であった。
地域の自治会などの制度が形骸化するなかで、このような祭りは全国でも開催が難しくなっている傾向であるとは思う。江戸三大祭のひとつに数えられる三社祭さえ例外ではないだろう。しかし、夏のサンバカーニバルなど、全国から人を呼ぶような新たな試みもある。神社、寺といった信仰と直接結びつかない祝祭が主流となっても、やむを得ないところはあると思う。自分の生活をとってみても、学園祭やライヴなど、当然信仰ではない。ここまで国が豊かになれば年中ハレの日みたいなもんだし、サラリーマンなら毎週末がハレの日なのかもしれない。
