●[めんどくさい 4]携帯のメール
携帯のメールってめんどくさくないか? 文面を考えるのも大変なんやけど、一番疲れるのは「パソコンで書くよりも圧倒的に遅いこと」だ。最近は変換履歴を出してくれる機能なんかもあるので、便利な面もある。しかし、変換履歴に頼ると語彙が単調になりがちという難点もあり、楽観できない。
という話をしていたら、友達が「携帯のメールは詩だ」という話をしてくれた。「このタイミングで、この文面」という即時性が、ありとあらゆる文面を詩にしてくれるというのだ。確かに、事務連絡であろうと何であろうと自身の詩情をこめる、というのは筋が通っている。けれども、私にはちょっと難しい気がする。
携帯のメールが一番めんどくさいのは「微妙な距離感」である。それが楽しめる範囲であればいいのだが(この女の子との距離は縮まるのか?!とかね)、深刻な相談がメールで来たりすると困る。電話なら逃げることはできないが、メールは「返事を先延ばしにする」という逃げが利くし、逃げられたりもするのが厄介だ。一生懸命「(笑)」にするか「(^_^;)」にするか考えたのに、返事なしかよ…という事態も生じる。まあ、しゃあないけど。
それから、メールに限ったことではないが、携帯電話の普及で「待ち合わせ」の曖昧さが格段に増したと思う。昔は何時にここ、というのをかっちりと決めていたが、今は「携帯あるからまあ適当で…」みたいなのが多い。番号を覚えない人も多くなった。中学生の頃に覚えた友達の家の番号は今でも復唱できるけど、昔の彼女の番号はもう思い出せない。いや、思い出したくないだけか。
