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2006年06月06日

●[おしえて!仏教 3]日本むかしばなし

研究室旅行で色んな人と話せたところまではよかったのだが、別に何か結論が出たということもない。しいて言えば、私の次回作の小説は官能小説で、フランス書院に投稿するということが決定したぐらいか。うーん、これはこれでレベルが高いぞ、そのうち別コーナーになるかも。

そんな破戒僧やってるうちにツジナカヒロキから電話が来た。宗派によっての違い、とか聞きたいことはいろいろあるらしいけど、とりあえず「日本に仏教が来るまでの流れ」を知りたいらしい。なるほど。倫理の授業みたいになるけど、まあ9月には教育実習も控えてるし、ちょうどええやん。

ブッダという人は、だいたい紀元前5世紀ぐらいのインド人。そのころのインドというのは今みたいなヒンドゥー教はないけれども、バラモン教とか、いろいろな思想はあった。ブッダ(元の名をゴータマ=シッダールタ)は、ちょっとした国の王子だったが、人生に悩んで出家。いろいろ修行したけど納得いかず、自分で発明したのが仏教である。まあこのあたりは手塚治虫『ブッダ』でも読めばいいので省略。

ブッダが死んだあと「このままやと教えがなくなってまうやん!」ということで、教団みんなが集まって教えを記録して「経典」ができる。でも解釈の違いとかで徐々に教団は分裂していく。最終的に日本に伝わる「大乗仏教」が生まれるのが紀元前1世紀。この時代はキリスト教も生まれているし、中国では儒教が国の教えとなったりしていて面白い。

大乗仏教はものすごく簡単に言うと「自分の修行よりも他人の救済」を目指す、現実的?な教えである。それがシルクロードを経由して中国に伝わる。そのときに漢文に翻訳される。朝鮮に伝わる。それで日本に伝わったのが西暦538年だな、確か。

対して、大乗仏教じゃない仏教(上座部仏教という)はインド南部からスリランカ、ビルマ、タイのほうへと伝わっていく。こっちは「他人というより自分の修行」である。これも今でも続いていて、タイなんかに行くと雰囲気がよくわかる。ついでにインドで仏教がどうなったかというと、ヒンドゥー教やイスラム教に圧迫されていって13世紀あたまに滅びてしまう。この最終期の仏教の教えは途中何度かチベットに伝わっていて、今でもチベット仏教として残っている。中国共産党やダライ=ラマの話は各自調べるように。

だいたいの流れはこんな感じか。仏教誕生からざっと2500年ぐらい経ってるわけだが、日本での歴史は1500年ぐらいと、短いような長いような。そんでもって仏教の面白いところは、日本のみならず各地で土着の信仰と結びついて微妙に変化しまくっていることである。さあ次は何を説明したらええんや、医者のタマゴよ!

コメント

ミクシィでブログ更新暦分かるようになったので、そっから来ました。今度からちょくちょく見に来ます。
所で、最後の「各地で土着の信仰と結びついて微妙に変化しまくっていることである」ってあるけど、変化しまくってるなら微妙じゃないんじゃない? 汗;;
タイでも日本みたく微妙に変化した形のものあるんかな?一回調べて見ます。

むしゃくしゃしてリンク貼った。
今は反省している。

>シゲオ
おひさしぶりー。変化し「まくってる」は「各地」にかかってるから、いちおう矛盾はないつもりやけど、読みにくいな確かに。
「いたるところで微妙に変化している」というだけです。

>Skajan-Tiger
どうも。折角リンク貼るならこの投稿じゃなくてメインのkino3.jpの方に貼って欲しいです…。あと、逆リンクはしてもいいんよね?

宗教学勉強しとるレイジによると、やっぱりタイの中でも日本みたく変化したものがあるらしいです。

一回で書かなくてスンマセン!w
気になるので、またその内ちゃんと調べて見ます。今回はレイジに聞いただけでした。汗;

そう考えると、結局仏教ってあんまり原型をとどめてないんやね。キリスト教やったら聖書、イスラム教やったらコーランがあるし、それぞれルーツみたいなものを守ってるとおもうんやけど、仏教って分派が多くて、複雑やね。なんでこんなに仏教には考え方の違いがあるんやろ。それとも、俺が知らないだけでキリスト教(カトリックとプロテスタントとギリシャ正教ぐらいしかわからない。)やイスラム教にも何々派閥みたいなのがあるのかな。
次は、ブッタの作った基本的仏教思想みたいなのが知りたいな。仏教の元祖はいかなるものだったのか?みたいな。
先生、よろしくお願いします!

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