« [ばくちのち 7]馬券の買えない青年 後編 | メイン | [雑談7]印哲を捨てよ、町へ出よう »

2006年06月10日

●[はじめての… 7]ボランティア

就職活動も終わったので、心機一転ボランティアを始めることにしたんですよ。場所は東大病院。「にこにこボランティア」という名前で、外来患者さんの案内など様々な業務を行う。日本の病院ボランティアのなかでは先駆けらしい。

「ボランティア」というと結構な割合の人が「いかがわしい」とか「偽善的」と(たとえ冗談半分にしても)言っているような気がするのだが、私は前から一度やってみたかった。人のためになりたいとか、人のためになることで自分の存在意義を確認したいとか、そんな大きな理由はない。何となく、である。実際、夜中にひとり部屋で酒を飲みながらネットしていたときに、このボランティアの申込締切が明日であることを発見し、翌日そのままの勢いで電話していなければ、何も起こらなかったのだ。

いまは週1回、3時間しか入っていないのだが、たかが3時間されど3時間。東大病院というのは一日に外来だけで3000人前後が来るのだが、診察券を機械に入れて受付するのを手伝ったり、道案内したり、何だかんだと覚えることが多くて大変である。結構テンパる。肝心の「にこにこ」は、結構バイトなんかでもやっているので慣れているが、業務自体に慣れるにはまだ時間がかかりそう。朝8時半から入ることが多いのだが、終わるとクタクタで、次の3限の授業は半分ぐらい寝ている。先生ごめんなさい。

でも、ボランティアの先輩方(多くは年配の女性、たまに年配男性や若い女性、ごくまれに私のような男子学生)は「私たちはボランティアやってるのよ!」的なオーラなど全くなく和気あいあいとしていて、とても楽しい。こないだは初めて院内学級に行く子どもの送迎をしたけど、それもまた楽しい。資本主義で経済がどうたらこうたら、というめんどくさい社会になってるけれども、「ありがとう」という言葉から貰えるパワーはプライスレスなんだなあ、と月並みながら思うのである。

コメント

たとえ、給料がめちゃめちゃよくても、「ありがとう」の一言がもらえない職業には魅力を感じない人も多いんじゃないかな?まあ、個人的には不可解だなと思うボランティアの仕組みもいっぱいあるし、すべてのボランティアが素晴らしいとは思わないけど、人の役に立つことをする、というのは有償無償を問わずにすばらしいことなんじゃないだろうか?

ボランティアしたことないなぁ~
確かに日頃「ありがとう」と言ってもらう機会が少なすぎるのでそういう経験は貴重やね。
まあ仕事選びの基準にもその部分が入っていたから、研究職には進みにくかったんだけど・・・

僕は今、大学が自主研究期間ということで、何をしていてもOKなので、京大病院で病棟を見学させていただいております。内容的には、一日中研修医の方について回る感じです。
もちろん、医師の業務内容をじかに見て学ぶというのが目的で、ボランティアとは異なります。
白衣を着て先生と一緒に行動していると、患者さんが挨拶してくださったり、敬意を払われたりすることもあります。そんな中で僕が一番うれしくなるのは、先生の横にいて患者さんに微笑み掛けた時に、患者さんの表情が緩む瞬間です。
僕自身はボランティアに興味が深いとかいう事はありませんが、やはり、人のためになっているという実感っていいですよね。医師という職業にはものすごいやりがいがあるんだろうなぁと感じます。死ぬほど忙しそうですけど。。
話がそれてしまった感がありますが、「人を助けている」という実感は実に素晴らしいものですね。

Yeah that's what I'm talikng about baby--nice work!

コメントする