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2006年06月14日

●[ばくちのち 8]そういう競馬はあかん。

ギャンブルを論じるときにいつも言われるのが、「楽しめたから負けてもいい」という説である。学問的なことを言うと、これは「効用を最大化させるのがギャンブルの最大目標である」という立場である。効用ってのは簡単に言えば、自分の気持ちがどれだけ満足したか、ですね。つまり、効率的な賭け方をすれば、少ない投資で高い満足が得られるというわけである。

まあそれは確かにもっともな話だけれども、ギャンブラーの立場からすれば、負け惜しみにしか聞こえないわけですよ。まず勝ってから言え、と。そりゃもちろん、購入金額のうち75%ぐらいしか配当金に回してないんだから、長い目で見れば負ける確率が圧倒的に高いですよ。でも、実際勝ってる人もいるんだし。それが偶然木下修司になる可能性は誰にも否定できない。

ただ思うのは、競馬競輪競艇オートレースと四大公営ギャンブルがある中で、競馬はやっぱり勝つのには向かないな…ということ。動物は予想しにくい、というのもあるけれども、一番大きいのは「落馬や失格があっても、馬券は返還にならない」というルール。明らかな騎手のミスなのに、とばっちりを喰らうのはギャンブラー。これはおかしい。株やってるわけじゃないんだから、そこは購入分返還するのが義理というもの。競艇でもフライングのときは返還あるし、オートレースなら事故でレース不成立、すべて返還ということも時々ある。もちろん馬は気紛れなので仕方ない面もあるけど、このルールがある限り、10万や100万といった大勝負は競馬ではできない気がするのである。

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