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2006年10月21日

●[ばくちのち 13]ディープインパクト・後日譚

なんかややこしい問題になってしまった。もし勝っていたらとてつもない大事件になっていたであろうし、もっと関係者がバッシングされていそうだが、3着だったのがある意味救い、になっている。変な話だ。まあ、スポーツなのだからルールは守らないと、というだけの話である。ちょっとそのルールがマイナーだったので、それを知らなかった人々は驚いている、というところか。馬が可哀想、とか、そういう次元の問題ではない。

さて、菊花賞。ネオユニヴァース、ディープインパクトに続いて、まさか自分が大学生のうちに3回も3冠挑戦を見ることになろうとは思わなかった。今年は残念ながら東京のウインズで観戦になりそうだが、とても楽しみである。

しかし、「今年の上半期はまともに予想しなかった」などと書いたはいいが、このままでは下半期もまともな予想をしなさそうである。忙しい。まあ、大レースに大金をつぎ込む必要はない。今回の菊花賞は5頭立てぐらいで、残りは動く障害物だと思うが、私はドリームパスポートを応援。高田潤から横山典弘に託された思いよ叶え。

「逃げ馬と菊花賞」という特集を書いてみたので、興味ある競馬ファンは下へ。

今回3番人気アドマイヤメインが逃げ宣言をしているようだが、果たして、どのようなペースでどう逃げれば勝てるのか、そもそも逃げられるのか?について分析してみよう。

▼アドマイヤメインのここ4走の、レース自体の3F,5Fと上がり5F,3Fのタイムを列挙してみる。
阪神・毎日杯 35.6-60.0/60.5-35.9
東京・青葉賞 35.7-60.4/60.3-35.3
東京・ダービー 37.4-62.5/59.8-35.3
中京・神戸新聞杯 34.3-59.1/59.0-35.4

前走、神戸新聞杯は逃げられなかったのだが、これは無理もない。コースの違いがあるから簡単には言えない面もあるが(小回りか否かの差があるが、中京2000と東京2400は600mで2コーナーぐらいだから比較できるとは思う)、この馬「出足は35秒台ぐらいしか使えない」のである。そういう面でダービーは稍重馬場が幸いした面もあろう。むしろ、36.8-61.8ぐらいのペースならば逃げ切ったのではないかという気もする。スローよりも平均ペースの逃げ、青葉賞のようなペースが理想か。

▼じゃあ「出足35秒よりも速い足を使う他の馬」がいるかと言われれば、これがちょっといないのだ。内枠の先行馬のレースはどれもスローで36秒台後半から37秒台だし、神戸新聞杯でメインよりも先に行ったソングオブウインドは大外枠、無理に先行することもないだろう(実際、神戸新聞杯ではメインは外枠だったのが悪かったという指摘もある)。ということは、まず第一の結論「アドマイヤメインは逃げる」

▼では、菊花賞ではどんな逃げを打てばいいのか、というのを過去のデータから考える。10年ぶんぐらい遡ってみたが、逃げ馬は惨敗例も多いものの、波乱演出もある。去年のアドマイヤジャパン、これは2番手競馬だったが、レースのラップは
36.3-61.2/63.4/60.0-35.7(順に3F,5F,中間5F,上がり5F,上がり3F) だ。逃げたシャドウゲイトはバテて15着。これは「捨て身の逃げ馬がペースをつくる」パターンである。

▼あるいは、超スローになると実力がなくても残る。01年マイネルデスポット2着、99年タヤスタモツ4着はともに前半が37.3-63.0、39.1-64.3というペース。アドマイヤメインがこのペースで単騎逃げになると、とても捕まらないので、ダンゴ状態になるだろう。それは逆に不利である。よどみのないペースで逃げるとき、この馬の長所が発揮される。

▼セイウンスカイがレコード勝ちした98年は、36.5-59.6/64.3/59.3-35.1というペースであった。前半や後半で多少ペースを上げていても、中盤1000mが64秒台ぐらいに落ちていれば、およそ先行有利と言っていい。前述の人気薄2頭も64.2,64.6というあたりだ。

▼これにあてはまらないのが04年コスモバルク。ペースは36.0-60.4/63.7/60.6-35.8と、中盤そこそこのペースで4着に残ってみせた。2番手追走だったコスモステージが大バテしてるあたりを見ても、強い馬であることが証明されよう。私はこれがアドマイヤメインの理想ペースに近いのでは、と思っている。アドマイヤジャパンよりは多少早く、道中もペースをある程度保ち、35秒台後半で上がってみせる。つまり、
36.5-61.0/63.5/60.5-36.0=3:04.5 ぐらいではないか。このタイムならドリームパスポートはちょっと届かないだろうし、メイショウサムソンもいつもほど切れないだろう。あとは後方一発怖いフサイチジャンクと、離れた2番手で折り合ったときのソングオブウインドぐらいを警戒しておけばいいと思う。マルカシェンクは調整過程に疑問あり。

◎○▲アドマイヤメイン、メイショウサムソン、ドリームパスポートから好きに選ぶ
△フサイチジャンク、ソングオブウインド
注トーセンシャナオー(万が一逃げるとペースが乱れる可能性あり。キーホースか?)

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