●[はじめての… 12]海芝浦
海芝浦に行ってきた。
鉄道ファンなら誰もが知ってる有名駅だが、簡単に説明しておくと、これは臨海の工業地帯を走るJR鶴見線の終着駅で、東芝の工場に行く人のための駅。社員証がなければ、駅から降りることすらままならなかったが、現在は小さな公園ができている。
何が有名なのか、と言えば、その海際ぶり、である。ホームの下には一応転落防止用?のコンクリートがあるが、事実上すぐ「海」なのである。写真で雰囲気を感じてもらいたい。
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笙野頼子は『タイムスリップ・コンビナート』という作品で、ここを登場させている。興味を持った方はご一読されたし。ちなみにぼくは未読。
日曜日の午後、この駅へ向かう人はまばら。工場へ行く人は一人もおらず、でかい機材をかついだ男と着飾った女のカップル?、鉄ちゃん風の青年、そして我々ぐらいであった。折り返しの電車で帰ったため、15分程度の滞在だったが、発車前に公園からホームに戻ってきたとき、車掌が海を見つめて黄昏れていたのが印象的だった。
よく考えたら、近いのでいつでも来られることに気づいた。

