●[実録!小説の書き方 6]Content is King.
書きたい小説の構想は、いくつかストックがある。
それがどの程度面白くなるかは別として。
最近会社で作文教室というのが週に1回ほどあり、なかなか面白い。
そのなかで、講師の先生が用意した資料に石川淳の話があった。
硯も墨も用意してさあ書くぞ、となっても、書きたい文字がない奴には何の意味もない、といった旨の話である(現物をいま見ていないので少し誤解しているかも)。
同じような話を、こないだ某コンピュータ企業のイベントで聞いた。
Content is King. と彼は言った。どれだけウェブが発達したとしても、やはり大事なのはその形式ではなく中身だ、と。
この連載は彼らに反旗を翻すわけではない。
確かにコンテンツはキングだと思うが、キングだけではチェスはできない、ということである。
そして、上で書いてきたことは今日のブログのネタを埋めあわせるための与太ではない。むしろ、今回の小説の主題に近い。
少し複雑な構成になるが、主人公にはチェスのキングになってもらう。

