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2008年04月27日

●GW 02/11 ふるさと、あるいは浄土寺

ふるさとつながりで言えば、播州小野が木下家の出自である。兵庫県小野市。この地名を言っても普通の関西人はわからない。神戸在住でも知らない人が多い。加古川や姫路よりもずっとマイナーな、人口たった5万の小都市である。本日は墓参に行ってきた。

よく考えるとこの付近を観光したことが皆無に等しいことに気づき、阿弥陀三尊が国宝という浄土寺(じょうどじ)に行く。なんでこんなところに国宝が、と半信半疑だったのだが、いざ到着してみると驚いた。阿弥陀堂やら開山堂、八幡神社に鐘楼、経蔵と、とても広い境内である。開基は鎌倉時代に東大寺再興を主導したことで有名な重源。写真の阿弥陀堂も国宝で、現存する天竺様(てんじくよう、大仏様とも言う)の建築物は、東大寺南大門とここだけとか。

靴を脱いで阿弥陀堂に入ると、そこには高さ数メートルの阿弥陀如来が。残る金箔に往時の面影を感じる。後光も鮮やかなラインを描く。特徴的なのは、阿弥陀堂内には、阿弥陀如来含む三尊が中央にぽつりと存在するだけで、周囲を一周できること。西日が入る時刻には、それが天井を反射して、あたかも極楽浄土であるかのように三尊が照らされるらしい。うーむ、重源やるな。

気になった人はぜひ、というような立地にあるものではないのが残念だが、一見の価値あり。

そして、ゴールデンウィークは国宝ウィークとなりつつある。まあ似たようなものか。

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