2011年06月12日

●買い方を考える

「ギャンブルを楽しむ」ということにとって重要なのは実は予想よりも買い目なのではないか、といま思ったのだが、調べてみると5年前の自分もそんなことを考えていた。人間変わらないというか何というか。

例えば「競馬の基本は単複」というのがある。言ったのは浅田次郎か山口瞳か忘れたが、これは特に初心者には当てはまる。レース観戦の基本は「自分が買っている馬を見ること」なので、いきなり三連単軸1頭マルチ、とかそんなわけわからん一発逆転を狙わないほうがいいと思っている。

しかし、これが中級者、上級者となってくるとまた話は別で、それぞれの親しみ度合いによってより適切な賭け方がある、と思うのだが、またそのうち。たぶんこの話は谷岡一郎センセが新書で「ルーレットの楽しみ方」みたいなのを書いていたところ以外では見たことないが、奥深い分野だ。

2011年02月16日

●穴党精神と発想力

実現する力がどの程度あるかは別として、発想力は人並み以上にあると自負しているのだが、最近その源流は長年のギャンブルとの付き合いにあるのではないかと思った。

発想力というのは基本的には「フツーの人が考えないようなものの組み合わせ」を作ることだと思う。そして、それは「この組み合わせやったら十万馬券じゃね?」とか「まあ普通に考えたら1着ディープインパクトやよね」というように、着順を予想するときに考えられるパターンをいろいろ想定する作業にとても似ている。偶然にも「逃げ馬いないしこいつスローで逃げ残るちゃうの?」とか「前が競るから最下位人気の追込馬も3着ぐらいある?」といった可能性を発見する、そういう「穴党精神」の発露それが発想力だと思う。この精神性がギャンブルから飛び出て実社会で具現化するとき、それを「発想力」と呼ぶのではないか。

ただ穴党精神がイコール発想力になるわけでもなくて、ただ高配当だけ追い続けてしまうと、一攫千金を狙って大損する残念な人になってしまう。「根拠のある」穴馬(馬じゃなくてもいい)を見つけるという作業。それを地道に続ける根性を持つ人は、きっと幸せになれると信じている。

2011年02月15日

●2010年・ぼくの公営ギャンブル総括

遅ればせながら去年の競馬競輪競艇オートレースの収支を計算してみた。

購入 \61,900-
あたり \55,600-
回収率 89.8%

以下コメント。
・標準的な期待値75%は上回ったが、2008年以来となる利益計上はならず。
・オートレースの車券を1枚も買わなかった。チクスキ杯の浦田110mハンデとか見てた記憶があるけどなあ。やっぱり関西に来ると自然とオートレースから離れてしまう。
・競艇も1回しか行かなかった
・競馬もほとんど買ってない
・やっぱりメインは競輪。ありがとう村上博幸。ぼくも日本一の弟になりたい。

結構昔から公営ギャンブル存続問題について考えているけれども、そういう意味では年間で6万しか使ってないというのが一番問題だと思う。20万ぐらい使って18万ぐらいは当てる、というのが理想かなあ。ということで、
・自ら買う
・買うことの楽しさを伝える
という2本柱で今年もがんばります。「競馬ファンのための競輪入門」という連載を現在構想中。

2009年07月08日

●ダービーと七夕

体の調子は徐々にではあるが回復してきた。ので、今日はジャパンダートダービーをみてきた。実は大井競馬場に行くのは、いまの家に引っ越してきて初めてだ。

飲めないので(飲まないので)、コーヒー片手に馬券を買い、レースを見つめる。

結果。3着になったゴールデンチケットが状態もよさげて1枚格上に見えたので、頭にして狙ったのだが、展開が向かなかった。あんなふうに先行が競るなら後ろが届く。勝ったテスタマッタは見事に展開にはまった。
 
というわけで、1番人気スーニ以下が後退するなか逃げ粘ったゴールデンチケットは、今後も狙えると思う。おそらく人気にもなるだろうが、順調に成長すれば、今後のダート戦線でどこかのG1は獲れるだろう。予言しておく。
 
なんだかんだで競馬は、やっぱり地方ダートの交流重賞が一番面白いと思う。JRAみたいに信じられない人ごみになることもないし。

2009年06月13日

●コンピュータ競馬選手権

コンピュータ将棋選手権、という将棋ファンにはお馴染みの大会がある。将棋の思考ルーチン同士を対局させるわけなのだが、同じように「コンピュータ競馬予想選手権」があってもいいのではないだろうか。

いや、別にコンピュータに限定する必要もないのだが。

まあ、本当に当たるコンピュータ競馬予想があれば、そんなの公開せずに自分で使って儲けているだろうから、そうはならないのだろう。

2009年02月24日

●1200%

フェブラリーステークスを買った。去年の勢いのまま単複1点、

◎サクセスブロッケン

結果、タイトルのような回収率で、2009年のギャンブルが幕をあけた。

2009年02月09日

●初の年間プラスだった

てっきり年間プラスは達成できなかったと思っていた2008年のギャンブルだが、実は人生初のプラスだった。

投資:\109,800
回収:\115,700
利益:\5,900

回収率が105%ぐらい。少なくとも、銀行に預けるよりはよかったということか。
不況打開。

んー、しかし、人生初のプラスというのは感慨深い。

2008年12月31日

●男は黙ってしまいました。

はい、結果

永井が好スタートから有吉を抜き去って、あとは独走。機力上位の池田が2着に浮上するも、田中はいまいちエンジン不調で惨敗。中村が粘って3着に食い込んで、船橋勢が3着までを独占した。まあ、永井がスタート失敗するという前提で予想を組み立てたから、こんなものかと思う。池田の力を見誤ったわけでもなく、予想に名前を連ねた選手が上位を独占しているが、予想は外れた、ということで。永井は来年大化けするかもしれない。

さて、結局年末大勝負はプラスで終わったものの、後半は4連続で撃沈したので、あまり勝った気がしない。年間も少しマイナスとなった。まあ、税務署のお世話にならなくてよかったということにしよう。

来年も公営ギャンブルの発展のため頑張ります。ネットゲーよりも、Wiiよりも、ギャンブル。よいお年を。

●男は黙ってないが一点買い!!(爆音篇・予想)

さて、年末ギャンブルシリーズも気がつけば最終日。オートレースのスーパースター王座決定戦である。選出された精鋭16人のオートレーサーが3日間の予選を戦い、今日の決勝に8人が駒を進めた。

今シリーズは、最近絶好調の森且行(川口所属・元SMAP)に注目していた。初日を快勝して夢膨らんだのだが、2日目に落車して決定戦に進めなかったのが非常に残念。また、絶対王者・高橋貢(選手ランキング1位)も調整がうまくいかず予選落ち。波乱含みだが、年末はそれぐらいが面白い。

[川口11R スーパースター王座決定戦]
2池田政和-3田中茂

この二車単一点買いでいくが、試走タイムで0.02以上田中が速ければ逆で。
一応世間的には2連勝の田中か、最内枠からスタート決めれば永井という話になっているが、田中はやや展開に恵まれた感があるし、昨日のレースを見る限りでは、永井のスタートには不安が残る(そもそも、永井がいいスタートを切った記憶はあまりない)。

ここはレース慣れ(V4)の池田を中心に据えたい。昨日の最終コーナーで荒尾を差したあの技術があれば、接戦には強いと見る。レースを見る限り、8周よりも10周向きのセッティング。本人も「今回は飛びぬけた人がいないので、明日までにどれだけ上積み出来るかの勝負」と言っているように、上積みがあればなおよし。2年前の田中が勝ったレースでは、木村と接触して落車した。あのとき罵声を浴びせるファンに向かって木村と池田が謝っていたシーンは、鮮明に記憶している。リベンジに期待。

相手は田中が本線だが、好調なら永井、もつれたときの浦田、一発の中村あたりも警戒。特に中村は試走が出れば一気に候補のトップになると思う。(1点しか買えないけど)

デジタル放送のBSイレブンで15時から中継があるようなので、皆さんぜひ。

さて、今日勝てば年間プラス達成。どうなる?

●男は黙って一点買い!!(バンク篇・結果)

KEIRINグランプリは例年テレビ東京系で中継されていたのだが、今年は日本テレビ。今年の日本テレビは、オリンピックからずっと競輪を特集していた。何かを感じる。

はい、レース結果映像

永井が行ったところで小嶋の後ろに山崎が入ればそれで勝ちだったと思うのだが、そこで下げるという選択をしたのが失敗。さらに佐藤のうしろも平原のラインに取られて試合終了。山崎-伏見は勝負どころで後方に置かれてしまった。代わりに小嶋の後ろに入った井上が勝ち。佐藤の後ろについた平原が2着。踏ん張った小嶋が3着。

ありそうな展開ではあったが...。山崎はどこまでもグランプリに縁がない選手だと思う。というか、山崎自身が強いというよりも、北日本の圧倒的ラインが強いというだけの気がする。他のラインが強いこういうレースは厳しいのかもしれない。来年への反省。

2008年12月30日

●男は黙って一点買い!!(バンク篇・予想)

朝から今日のKEIRINグランプリの予想をしていたのだが、難しい。
いちおうこのコーナーは「男は黙って一点買い!!」ということになってしまったため、3車単ボックスでタラタラー、みたいな弱い買い方は一切許されない。

競輪というのは個人戦のようで団体戦だから、そもそも「単勝」という車券は存在しないのだが(競艇やオートレースには、ほとんど買われていないけど、ある)、そのなかで「1点」に絞るというのは厳しい。

まして、「複勝は大勝負には向かない」などという発言を一昨日してしまったがために、ワイド(2つ選んで両方が3着以内なら当たり)という貧弱な買い方は、一切許されない。

なんでこんなことをつらつら書いているのかと言えば、ここに書いてしまわないと、そういった弱々しい買い方で「山崎-伏見のワイド1点!」などと勝負してしまいそうだったからである。
前口上はこれぐらいにして、予想。

[平塚11R KEIRINグランプリ08]
想定ラインは細切れの4分戦+佐藤。
1平原-6渡邉
7井上-3三宅
8永井-9小嶋
4山崎-2伏見
5佐藤(単騎)

いつもの北日本ラインで佐藤-山崎-伏見となるのかと思いきや、佐藤が単騎。ぼくのようなビギナーには??という感じだが、実戦並びは佐藤-山崎-伏見だと思う。佐藤-山崎の連携というのはあまりバッチリと決まった印象がなく、その結果の単騎ではないか。

[展開]
前日インタビューの気配を見る感じでは、佐藤と永井が思い切った先行のはず。ここで競るのか、どちらかが叩くのかで状況は違ってくるが、佐藤はあくまで単騎なので、山崎は無理について行くというよりは、様子を見て自在に切り替える。井上の西日本ラインと平原の南関東ラインは、どちらも前が勝ちに行くレースをするはずで捲り。山崎より後ろなら勝ち目はない(流れての3着ぐらいか)が、1つ前にどちらからのラインがいれば、可能性はある。

[結論]
実力十分、調子も良く、グランプリ慣れもあって、佐藤を捨て駒にできる展開の利もあるから、間違いなく山崎が本命。相手は山崎の後ろの伏見が筆頭だが、山崎の4.08大ギアに対応できるのかが少し不安。永井のうしろ小嶋、紛れたときの平原と井上もあり得る。本当なら4人へ流したいところだが、ここは思い切って

4山崎芳仁-9小嶋敬二

1点とする。小嶋は昨年も伏見の2着だったので策はあるだろう。永井の後ろで展開の利もあるが、近況やや不調もあり、今年も山崎を逆転するまでは無理と見る。頼むぞ、山崎。

去年のレースのyoutube動画を貼り付けてみました。つづきでどうぞ。

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2008年12月29日

●男は黙って一点買い!!(砂塵篇)

地方競馬の総決算、ダートG1・東京大賞典
前走ジャパンカップダートは1コーナーでだいぶと不利を食らっていたし、鞍上も武に戻るとなれば、この馬に締めくくってもらうのが筋というもの。もちろんカネヒキリも強いが、2年以上の休養明け、奇跡の復活というドラマは前回で十分。今回は反動が気になる、といったあたりの予想で、

単 ヴァーミリアン

で勝負した。(ネットで買うと馬券映像がないのが残念)

結果。


奇跡は2度起きる、とはこのことか。

しかし、この現6歳世代は本当に強い。中央のクラシック戦線では、忘れもしないディープインパクト、ダートではヴァーミリアンにカネヒキリ、地方出身ではボンネビルレコードもいる。ジャンプレースではテイエムドラゴン、メルシーエイタイム、マルカラスカル、そしてキングジョイの四天王がずっとG1を勝っている。

そういうことが何年かに一度あるのが、競馬の面白いところでもある。
そして、これにて今年の競馬はおしまい。さらなる大勝負へ。伝説へ。

2008年12月28日

●男は黙って一点買い!!(有馬篇)

有馬記念の馬券はきのう阪神競馬場で買った。やはり、「馬券」という記録が欲しかった。

金曜の夜に競馬ニホンを睨んで、7番アルナスラインを狙うとは決めた。ただ、単勝(1着なら当たり)か、複勝(3着までなら当たり)か。それはある一本の電話、我が競馬の師匠との電話で決まった。

私「アルナスラインは、どうでしょうか」
師匠「調教ショボいやん」

結果。

「いくら1:57.2のタイムが超優秀とは言え、エアシェイディが0.1秒差の5着に来るようなレースには、何か裏がある。そんなすごいレースではなかったんじゃないか?」と、あれだけ褒めたダイワスカーレットの天皇賞・秋すら疑った私だったのだが、何も難しいことはない。エアシェイディが強かったのだ。中山、もしくはダイワの逃げのような、ピッチリとしたハイペースが得意のようだ。

もしヒマなら、もう一度↑の映像を見て欲しい。ダイワスカーレットについていこうとした、2番手以降の馬は、ズルズル後退するか、軒並み直線伸びなかった。やはりこの馬は強い。そして、もし後方待機が作戦ならば、じっと我慢したアドマイヤモナークの川田も凄い。

今回、複勝一本勝負をして思ったのは「レースと関係ないところでギャンブルをしているようで、楽しくない」ということだ。やっぱり大レースは単勝に限る。明日は東京大賞典、男は黙って単一点。

2008年12月27日

●男は黙って一点買い!!(障碍篇)

どうもクリスマスイブあたりから風邪っぽくて良くないのだが、勝負はやってくる。寒風吹きすさぶなか、阪神競馬場に久々に参戦した。

毎年なら中山で中山大障害(本来的な意味を考えると、「障碍」が正しい)を生で観戦しているのだが、今年は帰省が早かった。

圧倒的な1番人気のマルカラスカルをよそに、私は敢然とこれを買った。

レース。

冬の仁川で「差せ!高田!!!よっしゃー!!」と、ひとり絶叫していた。
過去にも逃げ馬の1点買いは多かったが、こういう差し馬を応援した記憶はあまりない。
感動のあまり、体が震え、手が痺れた。ありがとう高田潤・キングジョイ。

単勝6.6倍。ひとまず年末総決算のプラスは確保。
そのほかのレースも好調で、人生で一番儲かった。

2008年12月26日

●男は黙って一点買い!!(水上篇)

木下の2008年は今週始まった。

地球誕生を正月とすると、人類が誕生したのは12月のいつぞやらという話があったが、そんなもんだ。

23日の競艇、賞金王決定戦は1-2の2連単(1、2着を順番に当てる)1点勝負。クールポコではないが、今年のテーマは「男は黙って1点買い!」である。

結果、1-4。

2008年12月14日

●年末は大勝負!!

今年の年末ほど楽しみな年末が、過去にあっただろうか。いや、ない。

4大公営競技総合研究家としては、腕が鳴る。

12/23(火) 競艇:賞金王決定戦・優勝戦@住之江
から始まり、
12/27(土) 競馬:中山大障害(J・G1)@中山
12/28(日) 競馬:有馬記念(G1)@中山
12/29(月) 競馬(地方):東京大賞典(G1)@大井
12/30(火) 競輪:KEIRINグランプリ08@平塚
12/31(水) オートレース:スーパースター王座決定戦・優勝戦@川口

収益金は日本経済活性化のために使わせていただきます。

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2008年11月07日

●回顧 天皇賞・秋

今シーズンはじめて競馬に行ってきた。
京都競馬場。天皇賞・秋の裏開催だった。
天皇賞・秋と言えば思い出のレースで、それはぼくが競馬を始める決定的なきっかけになったレースである。12年前、3歳で制したバブルガムフェロー。大阪日本橋の電気街で見たあのレースで、ぼくの体内の何かが変化した。

「ああ、ぼくは競馬を始めなければならない」

こんなぼくになったのは、良くも悪くもあの馬と蛯名正義のせいである。

今年のレース。結果はニュースにもなっているのでご存じの方も多いと思うが、2,30年に1度あるかないかの好勝負だったのではないかと思う。ぼくの本命は、当然ディープスカイ。ここ目標に来た3歳馬は強いと思ったが、まさかコースレコードを0.8秒も更新するとは。勝ったウォッカも強いが、58.7-58.5で回ったダイワスカーレットも強い。おそろしい時代である。予想は外れても、何かしら満足感だけが残った。

おだやかな時代は、時におそろしくもある。

2008年10月05日

●なんかおかしいと思ったら

今年は

まだ競馬場に一度も行っていない

ということに気づいた。これはまずい。早く行きたい。できれば蒼井優と行きたい。

2007年08月19日

●[ばくちのち 26]馬フルに思う

JRAが馬インフルエンザでどうこう言っているが、そんなことは気にせず金曜日、ひとり会社帰りに大井のナイター。結果は散々だったが、翌日の大井は開催中止になり、行っておいて良かったとも言える。明日からの船橋は予定どおり開催で、今のところ南関東は大丈夫っぽいが、いつどうなるかは怪しい。

しかし、馬インフルエンザへのJRAの対応はそんなにまずかったのだろうか? 東スポやスポニチを横目で見ただけなのでちゃんと言及できないのだが、馬なんだから病気になることもある。それが偶然、海外遠征に行く馬だったりすることもある。まあ、これが去年だったら恐らく暴動になってるだろうと思えば、ウイルスはそこそこ空気を読んだのではないか。

2007年08月02日

●[ばくちのち 25]ギャンブル健康法5

久々のギャンブル健康法、歩く・頭を使う・声を出す。そして4つ目は「金を使う」である。

金を使うという行為自体が健康的であるとは言えないが、ここでは、そこで精神にかかるストレスに注目したい。自分にとって大切なものを投資することで「当たったらどうしよう、外れたらどうしよう」という精神的な負荷がかかる。この負荷が、レース自体への興味を喚起し、ひいてはストレスを疑似体験することで、日常生活におけるストレス耐性を高めるのではないかと思う。

まったく後付けであるが、昔は完全人見知りで人前で緊張しまくりだった私だが、最近いくぶんマシになった。擬似的に立ち直れる程度の負荷を自分にかけることで、ある程度慣れたのかもしれない、と思う。そういう意味では筋トレもメントレも同じで、適度な負担→超回復、というサイクルがある。

生活を破滅するほどのめりこむのはいただけないが、適度に買うことは健康的だと思う。もっとも、その境界がどこにあるのかは自己責任なのだが。

2007年07月03日

●[ばくちのち 24]ギャンブル健康法4

ギャンブル健康法、歩く・頭を使うときて、次は「声を出す」である。

果たして、こんな絶叫が許される場がほかにあるだろうか。

「いけー!」「まくれー」「アホー」「ぬおー」「どばー」「ぐびべ×○▲…」怒号の種類は限りない。それを心ゆくまま叫ぶことができるのである。世知辛いこの時代、ストレス解消にはもってこいだし、普段から声が大きくなる、かもしれない。

少し考えると、絶叫が許される場というのは他にも「野球場」がある。特に近鉄バファローズの本拠地だった藤井寺球場は、グランドが近く野次が選手に聞こえることで有名であった。物を投げる阪神ファン、野次を飛ばす近鉄ファン、という印象がある。

野球も悪くないのだが、残念なのは酔っぱらいが多いことか。席から動かないのも、健康法としてはいただけない。恥ずかしがらずにシラフで叫べ。何度でも叫べ。

2007年06月19日

●[ばくちのち 23]ギャンブル健康法3

ギャンブル健康法「歩く」の次は「頭を使う」である。これも、意外とわかってない人が多いが、昔から言われていることである。「何もしないよりは博打をしているほうがマシだ」的な発言をしたのは孔子さまだったと思うが、それはまさにこの「頭を使う」という側面を指摘したものだろう。

もちろん、ギャンブルのやり方は自由である。自分の誕生日の数字で馬券を買ってもよし、最近のニュースから語呂合わせで買うもよし。ただ、そこで「考える」ということを忘れてはいけない。ただ金を使うだけなら、あまり意味はない。それなら飲みに行ったりどこかに遊びに行ったりするのと大差ない。

「博打」と言うと、何となく「自分の許容量を超えた大金をつぎ込む」イメージばかりが先行するが、実際のところ博打、ギャンブルというのは「提供される情報からいかに推理をするか」という読みの勝負である。競馬であれば、

1.最近の馬の成績から実力を判断し、
2.パドックで馬を見て今日の調子を判断し、
3.メンバー構成や枠順、馬場の状態を見てレース展開を予想する。

私はどんなときも、基本的にこの3つである。実力と調子と展開の3要素が絡み合うのが公営ギャンブルの基本というか、魅力というか。

折角それだけのデータが提供されているのだから、いつまでも語呂合わせや誕生日馬券を買っているのは寂しい。日常生活で頭使ってるんだから、休みの日ぐらい適当に遊ばせてという意見もあるが、全力で遊ばないと全力で仕事できない、という意見を私は支持する。

もちろんスポーツでも日曜大工でもガーデニングでも(いままさに隣の家のおじさんが庭でノコギリを使っている)、それなりに頭は使うが、おそらくギャンブラーには勝てないだろう。考えることが好きな人は、誰でもギャンブラーの素質がある。いつでも連絡ください!

2007年06月15日

●[ばくちのち 22]ギャンブル健康法2

「博打の知」について考える、ということでギャンブル健康法の具体的な話に入るのだが、まず挙げたいのは「とにかく歩く」ということだ。

例えば競馬場に行ったときを例に取る。レースが始まる前にパドック(下見場)で馬を見る。そこから歩いて馬券売り場に行き、さらにレースを見るために馬場(コースのあるほう)に出る。レースが終われば再びパドックに行き、というのを朝から夕方まで繰り返すと、相当な運動である。1日通算数キロは歩くだろう。メインスタンドの指定席などに座っていようものならば、運動はさらにシビアなものになる。作家の浅田次郎は「パドックは画面じゃなくて生で見る」派だそうで、毎レース指定席のある4階とか5階から階段で1階まで下り、馬券を買って時には馬場へ、あるいは自分の指定席へ、とやっているそうな。

まったく競馬場に行ったことがない人は「ホンマかいな?」と思うだろうが、ちゃんと競馬をする、というのは、こういうことである。帰る頃には遠足の日の夕方のようにクタクタになっている、それがギャンブラーの正しい姿。歩くだけならスポーツと違い、怪我の危険性も低い。老若男女、誰でも運動不足を解消し、しかもお金がもらえることもある。ありがたき幸せかな、これ。

競馬、と言えば「日曜日の15時、お父さんが家で寝転がりながら」と思っている人は、意識を変えてもらいたい。あれは間違ったギャンブル道であると断言しておく。前回も言ったように、ギャンブルは「正しく用いれば」プラスの効用が大きいが、何も考えずに関わっていると、ひどいことになるのである。

2007年06月12日

●[ばくちのち 21]ギャンブル健康法1

「悲しみ公営ギャンブル」は、私のギャンブラーとしての栄枯盛衰が描かれるコーナーだが、こちらはこちらで「ギャンブルとは何か」について考えていきたい。で、久々に考えたのが「ギャンブル健康法」。

唐突かもしれないが、私は基本的に「ギャンブルは健康によい」ものだと思っている。そんじゃそこらのスポーツよりは、圧倒的にいい。こういった視点で宣伝活動が行われたことはあまり記憶にないが、もっとアピールしていいのではないかと思う。

私の基本にある考えは「物事が一面的にとてつもなく良かったり、とてつもなく悪かったりすることはない」ということである。ギャンブルについては、負の側面が語られすぎた。競馬場はゴミだらけ、ガラの悪い人が多い、あるいはギャンブル依存症による家庭崩壊など…。それはもちろんそう、なのだが、良薬は口に苦しと言いまして、マイナスの度合いが大きいものほど、正しく用いればプラスの効用が大きいのである。

どちらかというと、現在のJRAや南関東地方競馬がやっている華やかな広告戦略は、負の側面を単に隠蔽してしまっているだけだと思う。それなりに人を集めることには成功しているようだが、本質的に「ギャンブル=必要悪」という概念を覆せば、もっともっと人が集まると思う。どうしてあんなにあくどい宝くじは必要悪にはならず、公営ギャンブルは必要悪なのか? といった簡単な疑問もある。しばらく考えていきたいが、とりあえずギャンブルが健康的であるということについて、以後5回ぐらい語り尽くす。

2007年01月24日

●[ばくちのち 20]打ち初め、そして展望

学校を昼に出て神保町をぶらついていたら、今日は大井競馬場でTCK女王盃だったことを思い出し、後楽園の場外馬券売場で100円だけ買う。ここの南関東場外には、マークカードで購入するのが一般的になったこのご時世には珍しい口頭窓口というのがある。「11レース、単勝で5番のアウスレーゼに100円!」と言って購入。そして帰宅。砂嵐の混じるMXテレビを観る。外れる。そんな打ち初めであった。

そう、去年は収支をつけようと思って結局途中からおざなりになってしまったのだ。結構負けた気がするが、そもそもあんまり行ってないので、ひどいことにはなってない(と思う)。浅田次郎は「トントンだったな…と思う年は結構負けていて、結構負けたなと思う年は相当ひどく負けている」と言っていたが。

とりあえず、応援馬券を含めて今年はきちんと収支をエクセルでつける。過去には記録していたときもあって、別に今年がはじめてというわけではないのだが、それぐらいは守ることにしよう。特に、4月以降学生という枠から外れたらネットで券購入をすることになるかと思うので、要注意である。

今年の公営ギャンブル界の展望をしようと思ったけど、またこんど。

2007年01月13日

●[ばくちのち 19]雪に願いを

J-WAVEを聴いていたら、ニュース番組にソフトバンクプレイヤーズの人が出演していて、ばんえい競馬問題についていろいろ質問されていた。世間の注目も薄れたあたりで番組をやるあたり、渋いFM局である。

会社の方がしきりに言っておられたのは「全員参加型」の競馬である。詳細はまだ言えないらしいが、競馬関係者も、ファンも、みんなが参加できて楽しめるスタイルということである。まあ、とてつもなく面白いアイデアは期待してない。

むしろ、馬券のネット(および電話投票)販売の比率向上に期待したい。JRAが5割近いのに対して、地方競馬は平均2割だとか。要するに、潜在的な馬券購買需要はある、という読みなのである。それはその通りだろう。

あと気になったのは、「あくまでビジネスだから」と何度か言っておられたことである。まさにその通りで、彼は悪くないのであるが、キャスターは「北海道の文化遺産ですから、ぜひ残していきたいですね」という旨のことを言っていたので、リスナーが何となく心証を悪くした可能性大である。

私はそうは思わんが、まあ百歩譲って「北海道の文化遺産」だとしても、その理由として「世界でも北海道でしかやっていない」と声を大にして言うのはいただけない。「世界中でやってたけど今は北海道だけ」というならその主張も通るだろうが、もともと北海道だけなのである。それが貴重な遺産になるには、全然関係ない人から見ても「すごい!」と思えるような何かがなければならない。農耕馬の力比べに、そこまでのもんはないやろ。

まあ、そんなこと言いつつ、2月か3月に帯広行けないかなぁと画策中。

2006年12月23日

●[ばくちのち 18]有馬記念がどうした!

ばんえい競馬の話ばかり書いていたが、存続決定から1週間もすれば話題にも出なくなる。にわかに盛り上がっていた人には退席してもらって、ソフトバンクプレイヤーズの皆さんに頑張ってもらおう。

さて、今日は伝統の一戦、暮れの中山名物・中山大障害だったわけだが、ちゃんとそれなりの資金投資をしておいた。有馬記念なんぞ、世界で一番売り上げのあるレースなので、私が買おうが買うまいが関係ない。けれども、地方競馬が危ない昨今、障害競走もどうなるか油断ならない。ファンとして、馬券を買うことが何よりも大切である。普段はそんな難しいレース買うなとか云々文句ばっかりの私だが、5000円ぶっ込んで見事玉砕した。仏教徒にはクリスマスプレゼントはないらしい。

そして明日はおまけの有馬記念。ディープインパクト云々言われてきたが、その熱狂も、とりあえず明日無事完走でおしまい。まあ8割勝つと思うが、アドマイヤメインやスイープトウショウなど極端な逃げ&追い込み馬には注意。それからコスモバルクぐらいか。まあ去年飛ばなくても2着にはなってるわけで、普通のレースしかできない馬には勝機はない。

注意すべきは、競馬だけ明日盛り上がっているわけじゃない、ということだ。いや、もちろん街はラブラブな雰囲気にあふれてるんやけど、競艇は賞金王決定戦の優勝戦やし、オートレースはスーパースター王座決定戦の優勝戦。そっちのほうが楽しみ。そして明日も図書館でオベンキョウ。

2006年12月11日

●[ばくちのち 17]雪には願わないこと

ばんえい競馬存続に向けて具体的企業名(某携帯電話会社)が出てきた。何の関係か?と思ったら、この会社、ネット馬券販売をやってるここの株主です。なるほど、まったく関係ないわけじゃないことを思い出しました。

しかし、やっぱり乗り気になれない。というのも、結局ネットやCS放送やらで中継放送を見ても、それだけ、なのだ。結局私たちは、帯広まで行って輓馬がそりを引くところを目の当たりには(なかなか)できない。そして、ここでそれなりに一生懸命地方競馬廃止問題について書いている私でさえ、普段の生活にはばんえい競馬の「ば」の字もなければ、地方競馬の「地」の字すらほとんどない。前にも書いたが、娯楽は多様化しているのだ。そんな競馬ばっかりやってるわけにもいかん。

そして、ここまで映像によるスポーツ中継が普及してしまっていると、何も感じないのかもしれないが、「実際に見に行く」のと「中継をテレビなどで見る」というのは決定的に違う。自らの肉体的な動きも違えば、その行為によって得られる精神的快楽も違う。セックスとテレフォンセックスぐらい、違う。でも、多くの人はそのことを見て見ぬふりをし、同じ快楽を得ようとしている(逆に言うと、テレビが普及しすぎたから、実際に野球場に野球を観に行っても、テレビと同程度しか楽しめない人も多いのだろう)。

その方向性には、あまりいい結果が期待できないような気がするのだ。

ギャンブルがしたいだけなら、別にばんえい競馬の中継を見て、その馬券を買わなくてもよい。JRAの競馬でも競艇でも競輪でもよい。そして、ばんえい競馬が見たいだけなら、過去の映像だってたんとある。映画もあるではないか。

「俺は帯広に行ってばんえい競馬を見るぞ!」という道民・帯広市民がそれなりにいるのであれば、存続もありだと思うが、なんとなくさみしいから、という理由だけで存続させたいと思っている人には、苦言を呈したい。

2006年12月07日

●[ばくちのち 16]雪に願えるかもしれない

ばんえい競馬の話。netkeibaのコラムを読んでいると、まだ帯広市単独の開催という可能性が少しだけ残されているらしい。前回「もう終わりゆくものを見守るしかない」という発言をしたが、立ち止まって考えてみる。肯定的意見と否定的意見が自分のなかにあることに気づく。

○確かにすべてをやりつくしたとは言えない
地方競馬やその他の公営競技が、存続のためにいままでどのようなことをしてきたか。基本は、ネットでの投票(馬券購入)開始やライブ中継といった作業で、地元民しか行かないギャンブルだったものを、興味があれば全国どこでも、という方式に転換したということだ。今でこそネットで馬券が買えたりするようだが、ばんえい競馬は、この波にやや乗り遅れた感がある。

○帯広だけ、というプライオリティ
岩見沢、北見、旭川が撤退した今、逆に存続となれば「帯広=ばんえい競馬」という地域振興も可能になろう。縮小を逆手に取る作戦である。

×地元民の感情が見えない
廃止の流れがあるということは、地元の人も廃止したいと思っているわけである。まあ、赤字だから廃止すべきというのは、まっとうな意見だ。しかし、黒字になっても競馬を快く思わない人はいる。我が街文京区の後楽園競輪も、風紀の乱れか何か知らんが、突然廃止になったわけだし。

しかしながら、このサイトを読む限りでは、民間企業から支援のオファーがあったらしい。なんだかんだで、資金援助が一番大事である。1000円出資する個人が10万人出てくれば、1億は集まるわけで、草の根運動をうまく集結できるかどうか。

うーん、ここまで書いてきたものの、やっぱり存続に積極的に乗れない私がいる。何故か?以下次回。

2006年11月27日

●[ばくちのち 15]雪に願えないこと

後輩に誘われて、ディープインパクトのジャパンカップを観戦してきた。まあ、勝たなければならないレースを勝った、そして物語がまたひとつつくられた。それだけのことなのだが、同時に流れてきたのは「ばんえい競馬廃止決定的」というニュースである。

以前、映画『雪に願うこと』を紹介したが、それも人気回復の起爆剤とはならなかったようだ。とてつもないホワイトナイトでも登場しない限り、道産子がそりを引く、世界的にも珍しい競馬が来年3月で幕を閉じることになる。

競馬は文化だ、と言う人もいると思うが、こういうニュースを聞くとき、やはり競馬は文化でもスポーツでもなく「ギャンブル」なのだ、と思わざるを得ない。もちろん、国によって取り巻く状況は違う。イスラム教国のUAEでは、馬券販売はいっさいなしで国が運営しているわけだし、文化としての競馬も成立しよう。しかし、この日本ではそれはなかなか難しい、ということを物語るのが、ここ十数年の地方競馬の相次ぐ廃止である。いや、そうやってバブル期以後と限定せずとも、競馬場は減少の一途であるのだ。

世の中には「娯楽の多様化」という恐るべき史上最強馬が走っており、それがバッタバッタと地方競馬場をなぎ倒していくのである。考えようによっては、ディープインパクトのように爽快ではないか。

とても残念だが、諸行無常、なくなるものはなくなる。しかし、ジャパンカップ4着のコスモバルクに哀愁を感じるように、廃止される(であろう)ばんえい競馬に思いを馳せるのは勝手だ。いま一馬券師にできることは、今はもう「ない」ものが昔「あった」ことを、細々と語ることぐらいだろう。

2006年10月28日

●[ばくちのち 14]北海道の夢を見た

菊花賞は選んだ5頭が1~4着したが、当たっているようで外れたとも言える。まあ、買ってないので知らない。

さて、北海道日本ハムファイターズが日本一になって、新庄ファンはもちろんのこと、水島新司大先生を筆頭とする我らがパ・リーグファンにとってもめでたいのであるが、今週の天皇賞は「悠仁親王殿下御誕生慶祝」というおめでたい競走である。そして、北海道から夢が走る。コスモバルクだ。

予想がどうとか言う問題ではない。この馬が勝つことに、競馬界の命運はかかっていると言っても良い。地方競馬、特に日本最大の馬産地である北海道営の所属馬が勝つことが、どれだけ重いことか。

別に、勝ったら何十億円の経済効果がある、というようなディープインパクト的な事件を期待しているわけではない。何%か売り上げが増えて、道営競馬に注目するファンが増え、そして収支がちょっと黒字になればよいのだ。向こう3年は継続すると高橋知事は表明しているものの、単年度赤字額が増えれば即廃止もありうる、という状況。

経済の詳しい事情はわからないが、道営競馬が廃止になれば北海道の失業率が3%程度上昇する、という話も聞く。馬産地あっての競馬である。JRAも何も考えていないわけではないだろうが、万が一のことがあっても大丈夫なのか? 他の地方の競馬が廃止になっていくのとは訳が違う。メンバーを見ると微妙ではあるが、かつてないチャンスであることに違いはない。コスモバルクには、不安を吹き飛ばすような走りを期待したい。

2006年10月21日

●[ばくちのち 13]ディープインパクト・後日譚

なんかややこしい問題になってしまった。もし勝っていたらとてつもない大事件になっていたであろうし、もっと関係者がバッシングされていそうだが、3着だったのがある意味救い、になっている。変な話だ。まあ、スポーツなのだからルールは守らないと、というだけの話である。ちょっとそのルールがマイナーだったので、それを知らなかった人々は驚いている、というところか。馬が可哀想、とか、そういう次元の問題ではない。

さて、菊花賞。ネオユニヴァース、ディープインパクトに続いて、まさか自分が大学生のうちに3回も3冠挑戦を見ることになろうとは思わなかった。今年は残念ながら東京のウインズで観戦になりそうだが、とても楽しみである。

しかし、「今年の上半期はまともに予想しなかった」などと書いたはいいが、このままでは下半期もまともな予想をしなさそうである。忙しい。まあ、大レースに大金をつぎ込む必要はない。今回の菊花賞は5頭立てぐらいで、残りは動く障害物だと思うが、私はドリームパスポートを応援。高田潤から横山典弘に託された思いよ叶え。

「逃げ馬と菊花賞」という特集を書いてみたので、興味ある競馬ファンは下へ。

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2006年10月01日

●[ばくちのち 12]ディープインパクトの周囲

ここでも何度か取りあげてきたが、ディープインパクト。今日の深夜にフランスで凱旋門賞が行われる。彼が歴史的な勝利を挙げるのか、NHKも地上波で中継するというのだから、大変な盛り上がりようである。

馬券の対象になっていないレースがここまで盛り上がるというのも珍しく、ギャンブルとしての競馬を逸脱しているが、結果はともかく、不安なことはいくつかある。

○負けた場合
1.民衆のテンションが下がる。特に、無意味に「絶対勝つ!」と思っている人が多いのが気がかり。何度も言うが、競馬に絶対はない。
2.経済効果に多少のマイナスがあると思う。
3.実は、日本の競馬界全体にはあまりデメリットがないと思う。また次がんばればいいのだ。オシムさんも失敗から多くのことを学べと言っておった。

○勝った場合
1.ディープインパクトは次に何を目標にするのか。ちょっと見当つかない。
2.競馬に絶対はあると誤解する人が多数生まれる。まあ、そう思っている人が多い方がJRAは潤うかもしれんけど。
3.実は、あまり日本の競馬界全体にはメリットがないと思う。生産者たちが「よーし、がんばるぞー!」と盛り上がるとは思うけれども、じゃあファンはどうなのだ。ハルウララなき後エスケープハッチと声高に叫ぶ高知競馬や、ずっと苦しい笠松競馬に足を運ぶ人が増えるもんかな…。

もはやここまで来れば、競馬のようで競馬ではない。別にディープ負けろって言ってるわけじゃないですよ、念のため。祝祭は祝祭として楽しむだけです。

2006年08月09日

●[ばくちのち 11]追悼、佐藤隆騎手

昼、女子砲丸投げアテネ五輪代表・日本記録保持者の森千夏の訃報に驚いたのも束の間、船橋競馬所属の佐藤隆騎手が亡くなったとのニュースが流れた。4月の浦和競馬で落馬して意識不明のまま、帰らぬ人に。

偶然と言われればそれまでだが、午前11時2分に黙祷を捧げた後だけに、何か思うものがある。

佐藤隆と言えば、最近こそネームヴァリューやアジュディミツオーなどのお手馬がいたが、すぐ上の世代である石崎隆之や的場文男の陰に隠れて、長いこと陽の当たらない坂道を歩いた騎手だった。2年前の東京ダービー、アジュディミツオーの単勝1000円を握りしめていた私。堅実で期待を裏切らない騎手、というイメージだった。ジョッキーとしてはベテランだが、まだ49歳である。残念、という二文字では語り尽くせない。

野球やサッカーなどのスポーツでは、事故はあっても死亡まで至る例は限りなくゼロに等しい。しかし、ギャンブルではときに死亡事故に至ることがある。ここ10年でも競馬、競輪、競艇、オートレースで2ケタ近い選手がこの世を去っているのではないだろうか。我々ギャンブラーは金を賭けるが、彼らは命を賭けているのである。改めてそれを感じた一日であった。

黙祷の傍らで猫昼寝かな 修司

2006年07月21日

●[ばくちのち 10]優しいヒーロー

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17日の月曜は多摩川競艇場に行ってきた。G1ウェイキーカップの最終日、私としても久々の競艇で、南関東4場(江戸川、戸田、平和島、多摩川)はこれで制覇。というか、そんだけしか行ったことないな。夏は大阪で住之江に行こう。

優勝戦は人気を背負った1号艇向所浩二(むかいじょ・こうじ)が見事逃げ切り、初G1制覇となった。キノシタの予想は3号艇山本からだったので散々だったが、表彰式でのハキハキとした受け答え(というか、アナウンサーとかみあわってない)が良かった。34歳の中堅だがこれからも頑張ってほしい。

しかし舟券は一日通してひどかった。予想は当たっているのに買い方をミスるというのが多発。競艇は6台やし当たるやろ…と思ってナメてた。予想に集中するためにも買い方は固定したほうがいい気がする。

19日水曜は家で川口オートレースのG1キューポラ杯の決勝をネット観戦。いい時代である。レースは青木治親の見事な勝利。師匠の中田を交わすも再び差され、また差すという展開、そして後ろから穴見が迫るところ逃げ切りという迫力あるレースだった。キューポラ杯は去年も面白かったし、何よりも青木は30代ながら一昨年デビューの新星、元ロードレースの世界チャンピオンである。新人と言うには気が引けるが、今回は準優勝戦で敗退したオート界の王者、高橋貢ら一線級選手とのマッチレースに今後は期待。ようやく明るい話題が出てきた。

しかし何より印象深かったのは、青木の優勝後のウィニングラン。サクによじのぼってのプレゼント投げ、ファンへの握手やサインなど、優しいヒーロー青木らしい一幕だった。

2006年06月24日

●[ばくちのち 9]競馬に「絶対」はないけれども

ディープインパクトという馬がいて、同じ生き物かと思えないぐらい、とにかく強いのである。明日の宝塚記念に出走してくるのだが、当然のごとく圧倒的1番人気。別に体調が悪いということもないし、負けることはちょっと考えにくい。

ただ、もちろん競馬に「絶対」はない。他の馬に進路を妨害されるかもしれないし、不幸にも故障を発生する場合もある。有馬記念のときのように、万全の体調で臨まなければ負けることだってある。ディープインパクトが本調子の8割ぐらいの場合、100%の力を出せば勝てる馬は何頭かいる。片手で数えられる程度ではあるけど。

こういう1頭が極端に強いレースは予想を当てやすい、のか? これもなかなか微妙で、今回の場合残りの馬が結構横並びのような気もするし、リンカーンやダイワメジャーあたりがちょっと抜けているような気もする。あんまり真面目に予想してない(というか、今年の上半期は結局まじめに競馬予想をせずに終わってしまった感がある)ので馬券は買わないと思うけど。

いちばん残念なのは、ディープインパクト以外に4歳馬が一頭もいないこと。この馬がいる以外、去年と顔ぶれがあまり変化していない。売り上げ落ちるんだろうな…。JRAとしても去年は手放しで喜んでたらよかったが、今年はなかなかしんどいところだろう。これが国内最終戦、ということも充分ありえるし。

2006年06月14日

●[ばくちのち 8]そういう競馬はあかん。

ギャンブルを論じるときにいつも言われるのが、「楽しめたから負けてもいい」という説である。学問的なことを言うと、これは「効用を最大化させるのがギャンブルの最大目標である」という立場である。効用ってのは簡単に言えば、自分の気持ちがどれだけ満足したか、ですね。つまり、効率的な賭け方をすれば、少ない投資で高い満足が得られるというわけである。

まあそれは確かにもっともな話だけれども、ギャンブラーの立場からすれば、負け惜しみにしか聞こえないわけですよ。まず勝ってから言え、と。そりゃもちろん、購入金額のうち75%ぐらいしか配当金に回してないんだから、長い目で見れば負ける確率が圧倒的に高いですよ。でも、実際勝ってる人もいるんだし。それが偶然木下修司になる可能性は誰にも否定できない。

ただ思うのは、競馬競輪競艇オートレースと四大公営ギャンブルがある中で、競馬はやっぱり勝つのには向かないな…ということ。動物は予想しにくい、というのもあるけれども、一番大きいのは「落馬や失格があっても、馬券は返還にならない」というルール。明らかな騎手のミスなのに、とばっちりを喰らうのはギャンブラー。これはおかしい。株やってるわけじゃないんだから、そこは購入分返還するのが義理というもの。競艇でもフライングのときは返還あるし、オートレースなら事故でレース不成立、すべて返還ということも時々ある。もちろん馬は気紛れなので仕方ない面もあるけど、このルールがある限り、10万や100万といった大勝負は競馬ではできない気がするのである。

2006年06月09日

●[ばくちのち 7]馬券の買えない青年 後編

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いよいよ発走となっても、大井競馬場は大混雑というわけではない。オッサン、会社帰りのサラリーマン、ときどきカップル。これぐらいの混み具合で大レースが見られるというのが、何ともありがたい。

ファンファーレが鳴り響く。今年は地方競馬協会が「ダービーウィーク」と称して、今週に日本各地で「ダービー」と名の付くレースをやっているようで、新しい旋律である。歓声に続いて、馬が次々とゲートに入ってゆく。最後に大外枠の16番サンキューウィンが入って完了。ゲートが開き、歓声が夜空にとどろく!第52回、東京ダービーが始まった。

馬はコースをぐるっと1周する。スタート地点から直線、我々の目の前を16頭が駆け抜けてゆく。ドドドッ、ドドドッという足音、そして拍手。その後に吹く赤茶けた砂ぼこり、それは風に乗って夜空へと舞い上がる。月が見える。

レースはサンキューウィンの逃げで始まった。快調に先頭を走る。1番人気シャイニールックは4番手、「佐々木の予想」が対抗馬に推したトキノシャンハイは後方から5頭目、そのさらに後ろに私の夢、サワライチバン。あれ、逃げ馬じゃなかったっけ?

いろんな人の夢を乗せて走る16頭、あっという間に最後のコーナーを回り、ゴール前の直線に戻ってくる。と、同時にスタンド全体から響きわたる、声とも何ともつかない怒号。サンキューウィンはまだ逃げるが、そこに並びかけるシャイニールック、しかし並びそうでなかなか届かない。これは逃げ切りか?と思わせたところで外から追い込んで来たのが山田騎手のトキノシャンハイ!佐々木の予想、田倉さんの夢が勝つのか?外からは何も来ない、これは決まったか、

に見えたところで内から芦毛の馬がスルスルとサンキューウィン、シャイニールックを交わす!あれは何だ?私は目を疑う。「ビービートルネード!ビービートルネード!」実況アナが叫ぶ。「町田!」私も思わず叫ぶ。一度は勝ったかと思ったトキノシャンハイを内側から差し切ったところがゴール。町田直希騎手が高々とガッツポーズ。「マチダナオキです!」実況に場内は騒然。それもそのはず、町田騎手は去年デビューしたばかりの新人なのだ。

私ははずれた馬券のことなど忘れて、しばし呆然としていた。ウィニングラン(大きなレースのときは、勝ってからコースをもう1周するのだ)では、一時は騒然としていた場内からも暖かい拍手、そして「ナオキ!」という声が飛ぶ。初々しい町田騎手はファンに終始頭を下げている。私も「おめでとう!」と声をかけた。1988年生まれの18歳、馬券の買えない青年が、大きな勲章を手にした瞬間だった。
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▲表彰式  詳しいレース結果、映像はこちら

2006年06月07日

●[ばくちのち 7]馬券の買えない青年 前編

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「本線、裏はねえよなぁー。でも、俺は買うよ。期待もあるね、そろそろ勝って欲しいっていう」
いつもの江戸っ子訛りで言うのは、南関東名物の予想屋「佐々木の予想」の田倉さん。的中率の高さもさることながら、落語家のような聴いていて飽きない喋りが魅力である。2006年6月7日、今日は南関東地方競馬最強の3歳馬を決める「東京ダービー」の日である。JRAのダービーと比べれば、馬の実力も低いし人出もそんなではない。けれども、積み上げてきた伝統は重い。

用事があったので、大井競馬場に駆けつけたのは午後7時過ぎ。もう第10レースは発走寸前だったので、メインの第11レース、東京ダービーを予想するばかりだ。去年はバイトのせいで馬券しか買えなかったが、3年前のナイキアディライト、2年前のアジュディミツオーと、生で観戦してきた。私にとっても思い出深いレースである。

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競馬新聞を買うのは勿体ないと思って、100円で買った「佐々木の予想」がこれだ。3番シャイニールックを本命に8番トキノシャンハイ、16番サンキューウィン以降5,1,10と流している。「=」というのは「1着2着は入れ替わるかもしれないよ」という意味。つまり、前述の田倉さんのセリフを翻訳すれば「1着3番2着8番になるか、1着8番2着3番になるかと言えば、たぶん前者だと思うけど、俺は8番を応援してるから後者に期待したいな」ということである。トキノシャンハイ、ジョッキーは山田信大(のぶひろ)、デビュー15年目の32歳。田倉さんの夢はここにあった。

しかし、それでも夢を本命にしないのが予想屋稼業。3番シャイニールックは確かに強そうである。というか、この馬があっさり勝たなければ「ことしの南関東馬は弱い」という烙印を押されかねないのだ。調教師の川島正行は東京ダービー3連覇をかける。ここにも、みんなの夢がある。単勝1番人気、1.8倍。

私の夢は13番、サワライチバンである。前走、南関東3冠レース第1弾の羽田盃は人気になりながらも7着惨敗。しかしそれまで連勝していたように、決して弱くない。鞍上は乗り変わって、島根県・益田競馬(4年前に廃止)の元トップジョッキー御神本訓史(みかもと・のりふみ)。苦労人ではあるが、まだ24歳の若手である。「武豊の再来」とまで謳われた彼に、そろそろ祝杯を。そんな夢を見てみた。

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しかし、今年はシビアに馬券。検討もしていないので「佐々木の予想」を信用してシャイニールック。応援馬券でサワライチバン。そして2つを絡めて3連単。東京ダービーだけは、自分の中ではお祭りである。ルール違反の1000円を投入して、レースの発走を見守る。

2006年05月21日

●[ばくちのち 6]買っては、いけない。

買ってはいけないレースというものがある。というか、むしろ大半のレースは買ってはいけない。JRAに怒られそうだが。

例えば今日はG1、オークスであるが、買ってはいけない。大レースだからといって大金をつぎ込むというのは間違いである。確かに祭りという要素はあるから買いたくなるもんだが、別に馬券を買わなくても祭りは祭りである。勝負師たるもの勝負するレースは別に用意すべきだ。

今日買わない理由はさらにいくつかある。
1.予想不足(十分な検討をしていない)
2.応援している馬や騎手が出ている(川島騎手のブルーメンブラットに対する思い入れが強いことに気づいた。これは予想を乱す)
3.仕方ないが、2400mという距離が初めての馬が多すぎる。不確定要素が大きすぎ

特に2については従来の競馬予想ではあまり触れられていなかったように思う。応援している馬や騎手は買いたくなるのが人情というもので、実際よりも高評価を与えてしまうのだ。応援馬券を100円だけ買うにとどめるとか、あるいは意図的に評価を下げる、またはレース自体を見送る、などの選択肢を適切に選ぶ必要があると思う。

さて、浅草三社祭に行ってくるか。

2006年05月17日

●[ばくちのち 5]連れ打ちとは何か

連れ打ち、などという名称があるのかは知らないが、友人を連れてギャンブルをすることを仮にこう呼んでみたい。日曜日、寮の後輩に誘われて、府中にあるJRA東京競馬場に第1回ヴィクトリアマイルを観に行った。

競馬初心者が3人、経験者は私を含めて3人だったのだが、ただ馬券を買うだけでは面白くないので「いくら勝ったら打ち上げは××で」というのを細かく設定してみた。最高、全員で75000円勝てば叙々苑で高級焼き肉である。大体、こういう「目標を設定」したときは競馬は勝てない。利益を狙って知らず知らずのうちに予想が乱れる。案の定私も6000円近く負け、園田の勝ちはパーとなり、打ち上げも下から2番目ランクの「さくら水産」になった。まあやむなし。

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▲くらいけど、表彰式を間近に見ました。

しかしヴィクトリアマイル自体は良かった。本命ディアデラノビアという私の予想は外れた(3着)が、ダンスインザムードの北村宏司騎手は8年目にして初G1制覇。レース自体も、この時期に4歳以上牝馬だけのG1レースがあるというのはいいのではないだろうか。信じられないほど混んでいたわけでもなく、比較的楽しめた。夏川純が表彰式のプレゼンターだったり、競馬中継終わった若槻千夏がアンタッチャブルと賑やかにしていたりと、まあJRAらしいこと。お前ら、飯塚オートには蒼井そらが来とってんぞ

まあそんなアイドルの話はさておき「初心者を連れていかに勝つか」である。私はビギナーズラックの類は基本的に信用していないし、実際私と一緒に行った初心者は基本的に全員敗北している(例外はひとりぐらいじゃないか)。

予想のスタイルには色々あるだろうが、連れ打ちの特徴として「経験者としていい格好を見せようとする」(特に異性と来た場合に顕著になる)「いろいろ教えながら自分も予想するから、当然検討時間が減る」というのは共通だろう。後者は事前検討時間を長くするという対処法があるが、まあ基本は「初心者の目線で競馬する」ということに尽きるのではないか。つまり、
1.負けは覚悟する
2.掛け金を減らす
ということだ。何だ当たり前じゃないかと言うなかれ。当たり前のことを当たり前にできる奴が一番強いのだ。

競馬場の楽しみというのは、何よりも「臨場感」である。せっかく来たのだからパドックで間近に馬を見るべきだし、「どういうのが調子のいい馬か」という判断基準ぐらい教えたい。ジョッキーのウンチク話なんかがあってもよい。芝居を観たと思えば2000円ぐらい負けてもいいじゃないか。私は今年はそういう姿勢はとりませんけどね。

2006年05月10日

●[ばくちのち 4]羽田盃@大井競馬場

まだ詳しいことは言えないが、最近恐るべき競馬理論を思いついた。従来の競馬予想概念を覆す、とまで言うと大げさやけど、競馬と仏教思想の融合みたいなもんです。どないやねん。

現在の収支を競馬のみ記してみると、
4/15 中山GJ@ウインズ渋谷 -5200
4/26 浦和競馬場 -1440(-6640)
5/1 園田競馬場 +6000(-640)
ということになっている。浦和と園田の話は詳しく書こうかと思っていたのだが、もう旬を過ぎたので割愛。園田では3レース連続的中という自身でも記憶にない当たり方で稼いでしまいました。

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さて、今日は都内の大井競馬場にて今年初ナイター競馬観戦。知らない人のために簡単に説明しておくと、世間にはJRAの競馬場とそうでない「地方競馬場」というのがあって、大井は後者に属します。南関東では大井、川崎、船橋、浦和と4つ。日本の各地方でどんどん廃止になってるのもこの「地方競馬」です。JRAは殿様商売でも絶対につぶれない。

普通の競馬が10-16時とすれば、ナイターは15-21時。今日は雑用済ませて17時前に到着。私がどんな買い方をしているかを参考までに示しておきます。
16:45 到着
16:50 4R 見送り(当初から買う予定なし)→軽くメシ
17:20 5R 見送り→6Rの事前検討
17:50 6R 500円投入、ハズレ(1000円使うつもりだったが自信度低く減額)
18:25 7R 見送り(買う気なくはなかったがやめる)→軽くメシ→8Rの事前検討
19:00 8R 500円投入、ハズレ(6Rと同様)
19:35 9R 見送り→10Rの事前検討
ということでメインレースは第10レースのG1、羽田盃。南関東の3歳クラシックレース3冠の第1弾。事前検討で8頭ぐらいに絞り、さらにパドックで6頭ぐらいにし、本命を決めて買うのが木下の基本スタイル。今日は全体で3000円の予定だったので2000円使っていいかと思っていたが、昼間ちょっと運動してて疲労してるなーと思ってたんで、またもや減額して1500円。本命◎グッドストーン、対抗○アタゴハヤブサとしてみたら、1番人気と2番人気だった。うーむ…と思いつつ結果はグッドストーンは2着、勝ったのは逃げた5番人気サンキューウィン。いちおう100円だけ馬連で押さえてたが元を取るまでいかず。
20:15 10R 1500円投入、1390円回収(今日-1110,今年-1750)
という結果になった。なんか初心者向けか玄人向けかわからない中途半端な文章になってしまったな。私が言いたいのは、予想も大事だが金銭マネジメントも大事だということです。この分野はまだまだ検討の余地がある。

2006年05月07日

●[ばくちのち 3]旅打ちとは何か

下記の旅のあいだ、29日は鳴門競艇場、1日は園田競馬場に行ってきた。旅行中のギャンブル、いわゆる「旅打ち」である。旅打ちというと孤独かつ流浪感が漂うが、実際はそんなにいいもんではない。まあ今回の場合負けても良いという部分もあるから楽だが、本当に旅をしながら金を稼ぐためにギャンブル場にいるのであれば、それはものすごいことだ。

自分の知らない場所でギャンブルをすることの不利な点は枚挙にいとまがない。特に公営ギャンブルにおいては「知識の集積」が大事であるから、同じ場所で開催される競技を何度も見ているほうが、予想が洗練されてくることは間違いない(ここは重要だが、予想が洗練されても儲かるわけではない)。それでも旅打ちをするのは何故か。

公営ギャンブル全般に対する飽くなき興味、全場制覇への欲望、旅行の息抜きなどいろいろな理由が考えられるけれども、私が旅打ちをする一番の理由は「不利な状況で戦いを挑むことで、将来的な大勝負のときに力を発揮できる可能性が高くなるから」である。科学もへったくれもないが、私は、ギャンブルは推理というよりも、自分の精神との戦いという面が大きいという立場をとっている。このことについては後日詳述。とりあえず旅打ちで勝った上に、4日の麻雀でも勝利したので結果オーライ。

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2006年04月16日

●[ばくちのち 2]必ず、勝てる。

博打の「知」を求めて日々ギャンブル場を徘徊する私だが、単なる座興で賭け事をしているわけではない。せっかくやるのだから「勝つ」ということを最大目標にするべきだというのが今年の方針である。去年は応援馬券やらを買いすぎた。今年はシビアに、シビアにと思って貫いてきた「不買運動」。作家・山口瞳は著書で「競馬の必勝法は、馬券を買わないことである」と喝破したが、私も昨日までそれを貫いた(厳密に言うと、競艇やオートレースには行っていたが)。

【中山グランドジャンプ・総括】
◎メジロオーモンドということで、単勝から馬単から、押さえで三連複をかなり手厚く買ったのだが、まあ8着なので撃沈。道中もう少し楽な逃げになれば、残ることもあったろうが、競られたので仕方ない。カラジ-テイエムドラゴンの大本線でよかったですね。やはりこの2頭は強い。(-5200)←金額収支を書いていきます。

いわゆる競馬必勝法などというものがあるのか?と疑問に思われる方もいるだろうが、普通に考えれば「ない」。配当に回されるのは馬券購入代金の75%程度なので、長いことやっていれば回収率はその程度に落ち着く(実際、ほとんどの新聞予想はその程度の回収率になっているという調査もある)。

しかしまあ、それはあくまで理論でしょ、ということです。私ひとりが大勝ちする可能性は否定できないわけで、理論に敢えて挑戦してみたい。私は結構「本気でやればそこそこ勝てる」のではないかと踏んでいる。ただ、残念なことに世の多くの競馬ファンはドラマや個人的感情に流されて「本気」で競馬できていない。もちろんそういったドラマを否定してギャンブルをしても楽しくないのかもしれないが、そういったものを排してゆかないと、勝利は遠いというのが正直な感想である。ま、見ててください。

【皐月賞予想】
アドマイヤムーンを筆頭にするものの人気は割れ、去年とうってかわっての混戦模様である。しかもこの雨。私は買わない。高田潤のドリームパスポートと石橋守のメイショウサムソン、どちらかが勝つのが一番ドラマチックであるから、単純にそれを楽しみたい。
http://www.jra.go.jp/g1/satsuki/index.html

2006年04月15日

●[ばくちのち 1]跳べるか?人生の大竹柵

そろそろ公営ギャンブルについて語り出すことにする。

明日は牡馬クラシックレース第1弾の皐月賞だが、今日は障害レースのG1、中山グランドジャンプである。障害レースというのは、馬が走りながら障害物をいくつか跳び越えてゴールを目指すレースで、ふつう競馬というとトラックをぐるっと回るイメージの方が多いだろうが、障害レースはなかなかスリリングで面白い。これの虜になって数年経つ。

去年もディープインパクトの皐月賞を差し置いて、私はその前日、中山競馬場のB指定席に座っていた。中山グランドジャンプは国際招待レース、今年は3頭のみの参戦となったが、世界最高賞金額(1着8000万円)の障害レースというだけあって、例年豪州、欧州からの参戦が目立つ。中山競馬場(千葉県船橋市)の障害コースというのはとてつもないコース設定になっており、スタンドから馬が見えなくなるほどの急坂(谷)や、大竹柵(おおちくさく)、大生垣(おおいけがき)という高さ1.6mのふたつの大障害など、見所十分。模型が構内に展示されているので、行ってみるとよいと思う。私は競馬初心者をいつもその模型に案内している。

正直一般の人に認知されているとは言い難く、いつ廃止されるかと私はハラハラしているので、毎年なけなしのバイト代からかなりの額を投資しているのだが、今年の競馬もここから始めたい。しかし横やりは飛んでくるもので、きのう急遽某企業の最終面接が飛び込んできた。予約しておいた指定席を泣く泣くキャンセルし、私は人生の大竹柵を跳ぶ!
http://www.jra.go.jp/g1/ngj/index.html


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